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2024年8月21日-3
点滴の後半、途中でトイレに行きたくなった。
ナースコール押そうかなと思っていたら、ちょうど看護師さんが点滴の様子見にやってきた。
「あとどれくらいで終わりますか?」
「うーん、あと20分くらい?」
「トイレ行きたいんですけど。。」
2人の看護師さんに手伝ってもらってトイレへ。
この中央処置センターの中にトイレがある。
トイレに座った時に聞かれた。
「それ、腸ろう?」
お腹を見せながら答える。
「胃ろう」
まず、腸ろうから聞くって珍しい気がする。
腸ろうより、胃ろうのほうが一般的かと思ってたけど。
お腹見せながら答えたけど、胃ろうと腸ろうでは、穴の開く位置違うのかな?
トイレの後、モゾモゾとパンツを上げているタイミングで、看護師さんが覗きにくる。
「終わったー?手伝おうか?」
「手伝ってもらったほうが早いですね」
もう1人看護師さんを呼び、2人がかりでズボンを上げ、車椅子へ移動する。
手を洗う。
普段、私は右手しか使わない。
だから、手を洗う時も右手だけ。
それを見て看護師さん、左手も持ち上げて洗ってくれた。
しかも、2人の看護師さんが、それぞれ片手ずつ。
「なんか、VIP対応ですね」
「ええやろー。今、暇やねん。今度来た時、忙しかったら、自分で片手だけ洗ってって言うで。笑」
トイレ終わって出てきた頃には、点滴の残り時間は、あと5分くらい。
もうこのまま座っていよう、ということになった。
ベッドの上を片付けてもらいながら、看護師さんたちとおしゃべり。
もう夕方だし、新たな患者さんが来ることもない。
彼女たちの仕事も、終わりが近いんだろうね。
お米が手に入らない、という話をしていた。
そんな会話の最中に、私のバッグのおにぎり缶バッチを見つけて笑う。
「わ、おにぎりだ!」
そういえば、食べることの最終目標をおにぎりとしていたなぁ。
咳き込んだりすることなく、普通におにぎりを食べる。
今となっては、そんな日が来るんだろうかと思う。
今回、ちょっと気になったこと。
看護師さんたちが、「輸血、輸血」と言っていた。
このグロブリンの点滴も、一応「輸血」だ。
赤い血液がぶら下がっているわけではないし、パッと見はわからない。
でも、そうなんだな。
一応、私は輸血をされているらしい。
病院帰りに、訪看さんに電話をした。
何度も着信が入っていたから。
話題は、点滴のこと。
嚥下の先生に指示書を書いてもらって、これから毎日点滴をする。
おー、まさかの毎日点滴!
てっきり、週1でやるんだと思ってた。
指示書の病名を同じにしてもらえたら、金銭的にも問題なくできる。
点滴の道具とかはどうなるんだろう?
訪看さんによれば、嚥下のクリニックからもらえるのでは、と。
おー、薬局でなくてもいいのか。
早ければ、金曜のリハビリのあとから、点滴をするそうな。
やっと、ほんとに話が進んだ。
家での点滴が始まる。
これで、少しは元気に活動できる時間が増えるといいなぁ。
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