PR
2025年5月8日-1
訪問看護。
便秘続き
「え、ちょっと待って。お通じ、4日出てないの?」
「そうなんです!出てないんですよ」
昨日の1滴のピコでは、何の効果もなかった。

看護師さんが来た3時半の時点で、全く出る気配はない。
「昨日、ピコ5滴入れようって話をしてたんですけど、事件があったんです。ピコを押し出すことができなくなった」
「えっ、出せなくなったの!?」
「そうなんですよ。がんばって、なんとか1滴だけ出せた」
「そうかぁ。そしたら、今日どうするー?」
「こうなったら、坐薬しかないかなって覚悟はしてるんですけど」
「でも、お風呂入りたいよね?」
「お風呂は入りたい」
看護師さんが提示した選択肢は3つ。
1、お風呂の後に坐薬を入れるだけ入れて、看護師さんは帰る。
2、看護師さんがピコを5滴準備して、それを夕食後に入れる。翌朝連絡をして、出ていなければ午前中に看護師さんが坐薬を入れに来る。
3、今、お風呂に入る前に坐薬を入れる。
3が一番オススメしない。
これにしてしまうと、場合によっては、お風呂に入っている時に行きたくなるかもしれない。
トイレには行けないから、垂れ流しかバケツで受けるか。
ちょっとイヤだね。
1にする人は、結構いるらしい。
でも私の場合、まだ坐薬を試したことがない。
だから、どの程度で効いてくるかもわからない。
どうなるかもわからない。
トイレにたどり着く前に漏らすかもしれない。
ということで、一番良さそうなのは2つ目になる。
そして、これを採用することにした。
今晩のピコで出なかったとしても、翌日午前中であれば、1時間は一緒にいられる。
坐薬がどれくらいで効くかは人それぞれ。
でも、入れてから1時間あれば、トイレでスッキリできる可能性は高い。

「でも、なんで急に出なくなったんだろう」
「ずっと、調子良く出てたのにね。水分量が減ったとか?」
「いや、いつも通りですよ。何も変えてない」
「最近、外出した?」
「今月、まだ一度も外に出てない」
もう1週間以上、外出をしていない。
ゴールデンウィークだったから、病院や薬局に行くこともなかった。
「病院とか行ったら、車椅子に座ってないといけないし、ガタガタ揺れるのもいい刺激になってたんだろうね」
「なるほど。いつもと違うとしたら、それくらいですしね」
大したことがないようで、お腹にとってはいい刺激だったらしい。
コメント