2024年3月15日
入院4日目-3
今日、リハさんに言われた。
「10キロ落ちる前から、元々細身の筋肉質だったんでしょ?落ちる脂肪が大してなくて、筋肉でそれだけ落ちたら、そりゃしんどいよ」
あんまりそこまで考えてもいなかったけど、言われてみればそうだ。
同じ10キロ落ちるでも、脂肪が落ちるのと筋肉が落ちるのでは、全然違うと思う。
そんなこと言ってくれる人、今までいなかったな。
ここの病院で働く人たち、みなさん勉強熱心なんだそうで。
リハスタッフや看護師でも、大学院に行って勉強してたり、そこらの若手医師より知識豊富なんだとか。
ちなみにこのリハさんも、シングルマザーで高校生の息子を私立にやりながら、自分も大学院生だ。
すごいなー。
私の手。
何もしないと、手のひらというか指の付け根あたりが硬くなっている。
押されるとちょっと痛い。
でも、少しずつ揉みほぐしていってもらうと、少し柔らかくなる。
だから、指が手のひらにつくようになる。
今日は1日調子が悪かったから、手を触った瞬間に
「あ、今日はダメな日だ。もうわかるようになってきた」
と言われた。
完全脱力にならなくても、調子の良し悪しで、いろんなとこに影響が出ていたんだな、と改めて知る。
いつも普通に食べられるヨーグルトを、問題なく食べられるか、というのもひとつの指標だし。
普段、そこまで気にしながら生活してないしね。
昨日、今日とお風呂に入った。
お風呂といっても、シャワーだけだけど。
初めてこの病院のお風呂見たけど、まぁなんて広いこと。
これは、どうがんばっても1人では入れない😅
脱衣所で服を脱ぎ、車椅子でシャワーの前へ。
そこで、手すりを持って立ち上がり、お風呂用のイスを用意してくれる。
介助に入ってくれたおばちゃん。
母親と同じ歳だった。
そして、彼女の息子さんは、私と同じ歳。
彼女は、お風呂に入れるプロらしい。
基本見守りだけのはずが、見てられなかったのかな。
結局、洗うのも拭くのも乾かすのも、全部手伝ってくれた。
「家帰ったら全部1人でやらないといけないんだし、ここでは楽しなさい」
とのこと。
若い看護師さんではなく、ここまで歳の離れた人だから、何も気にせず任せられる。
ま、実の母親に介助に入ってほしくはないけど。
週末は人がいない。
だから、検査で忙しかったし、しんどかったけど今日もお風呂。
週末は、介助入れる人いないと思うし。
入れる時に、スッキリサッパリしておきたい。
このおばちゃん、来週水曜日までお休み取ってて、今度来るのは木曜日だとか。
「まだいてるでしょ?私が帰ってくるまで待っててねー」
「たぶん、まだいてると思います。はーい、待ってます。いってらっしゃい」
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