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2024年7月18日
入院11日目
作業療法。
最近来るのが早い。
8時台とかにやってくる。
まだイノラス、全然終わってない。
今回も、毎日お世話になりました。
もしまた入院することがあれば、担当になるらしい。
その時は、よろしくお願いします！
先生登場。
「気持ち悪さ、どう？」
「大丈夫そうでーす」
「よし。じゃあ、帰ったら2パックずつで」
いやいや、ちょっと待って。
そんな一気に増やせない。
「モサプリドが効いてるみたいです。食前に入れたら、胃が動いてちょっと楽」
「そりゃそうだ。まぁ、注入する手がしんどかったら、他のと合わせて食後でもいいよ。それでも、効果がないことはない」
何度もシリンジで入れるのは大変だ。
でも、ちゃんと早めに効いてて欲しいから、がんばって食前に入れたい。
退院処方の話。
次回、外来は2-3週間後。
何をどれだけ出すか、という話。
やっと胃薬の話ができた。
シリンジに、白い粒々が残って困る。
ネキシウムは、一番使い勝手が悪い。
ランソプラゾールに戻すか、タケキャブにして欲しい。
貴族の入浴。
今日で最後だ。
「太らんかったなぁ」
「太れませんでしたねぇ」
お湯に浸かっている時、プロが私の体をこする。
そしてまさかの、体幹からも垢が🤣
「ほらほら、こんなに出てくる」
プロ、垢すりをちょっと楽しんでたと思う。
「またお風呂入りたくなってきたら、先生に言って戻っておいで」
入院理由おかしい🤣
PTさんと、外の見える場所でリハビリ。
今日は、車椅子にしばらく座る、というのが一番のリハビリ。
足を動かしてもらったりしながら、PTさんとしゃべっていた。
とりあえず座ってはいるけど、途中から頭は完全に左に倒れて起こせない。
後ろから誰かが、私の頭を両手で支えて真っ直ぐにしてきた。
「え、だれ？だれ？」
右側からひょこっと顔を出したのは、OTさんだった。
たまたま通りかかったんだろうね。
PTさん「今で15分くらい、車椅子に座ってるんですよ」
OTさん「おー、すごいじゃん！」
私「体はともかく、頭は完全にアウトですけどね」
PTさん「お風呂で疲れてるのに、車椅子に乗せて、外に連れ出してきましたからね」
OTさん「Dさん（お風呂のプロ）に、彼女明日退院だから入れてあげて、って言っといたからね。なんとか時間作るーって」
みなさん、優しいなぁ。
くまさん。
ナースステーションにずっと、くまのぬいぐるみが置いてある🧸
何人かの看護師さんに聞いてみた。
「なんであそこに、くまさんいるんですか？」
誰も理由を知らなかった。
理由は知らないけど、気管切開している。
そう言って、くまさんの喉元を見せてくれた人はいた。
そして今日、ついに知ってしまった。
夜の担当看護師さんと話をしていた。
「このペンギンかわいー。いつも気になってたんですよね」
「そのペンギンは、みんなのアイドルです。みんな、かわいいって言ってる。でも、私が気になってるのは、ナースステーションにいるくまさん。気管切開してるんですよね？」
「あー、あのくまさんは、患者さんご家族の練習用です。お腹には胃ろうもついてるんですよ」
「え、そうなんですか⁈気切くまさんがいるなら、胃ろうペンギンがいてもいいんじゃないかって話してたんです。まさかくまさん、胃ろう仲間！というか、気切してるから先輩か！」
トイレついでに、くまさんを見せてもらった。
喉は、気管切開をして、カニューレがついている。
くまさんの服をめくると、お腹に穴があいていて、そこに私と同じような、胃ろうカテーテルが刺さっていた😃
くまさん！
まさかの穴まであけられていた。
こうやって、患者さん家族は練習するんだなぁ。
私が胃ろうを造った病院では、どうやって指導するんだろう🤔
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