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何がなんでも食べたいとか、もうないね。

入院

2024年7月9日

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入院2日目-1

 

今日は火曜日、ボナロンの日。

 

看護師さんが、こんな感じで持ってきて、去っていった。

「ボナロンとお白湯、置いときますねー」

 

・・・

 

ボナロンどこ?

 

たぶん、懸濁ボトルの中。

でも、確証がないし、何より、懸濁ボトルじゃ自分で入れられない。

 

ということで、ナースコール。

「ボナロンって、懸濁ボトルの中ですか?」

「伺いますねー」

 

違う看護師さんがやってきた。

懸濁ボトルの中のボナロン、そして、白湯も入れてもらう。

 

そのあと、車椅子に移るのを手伝ってもらう。

すぐ目の前の洗面台にすら、1人でたどり着けない。

 

やっと、顔を洗ったり歯を磨いたりできる。

そのあとは、1人でトイレに行ってみる。

 

前回のように、頭がグラグラすることなく、無事にトイレにたどり着ける。

1人で便座に移動してみる。

ギリギリまで車椅子を近づけて、遠いほうの手すりを掴んで。

なんとか移動できた😃

 

トイレが終わり、また車椅子に戻る。

車椅子の向きを変えて、ギリギリまで近づけて。

気をつけないと、車椅子がちょっと傾く。

でもなんとか、無事に移動できたよ。

 

 

STさんがやってきた。

今の状態を確認するために来たそう。

 

けっこうサラサラな、とろみ水を飲む。

一度に全部飲み込めず。

2回目に飲み込んだ時、咳き込みだした。

そして、しばらく咳き込む。

 

「何か、これ食べたいっていうものある?」

「うーん、最近はもうないですね」

「人によっては、何がなんでも食べたい!っていうこともあるけど」

「前は食べたいって思ってたんですけどね。だんだん、そういう気持ちがなくなってきました。前回退院して、やっとヨーグルトじゃないものを食べられるって喜んでたのに、いざ食べてみたら、何を食べても美味しく感じられなくなってたんです」

「そしたら、余計にしんどいよね。もうあんまり、無理しなくてもいいんじゃないかな」

 

STさんとあれこれしゃべっているタイミングで、看護師さんが採血にやってきた。

3-4本分抜いていった。

採血するとは聞いてなかったから、ちょっとびっくり。

相変わらず、よく血を抜かれる。

 

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