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2024年7月31日
先生の診察。
「ついに写真が撮れた。先生に見せたいものがあるんです」
胃ろう周囲からの、出血らしき写真を見せる。
「この1週間で、3回くらい漏れ出てました。一番すごかったのは、見た瞬間拭き取っちゃったから、写真撮れなかった」
「胃ろう交換は、、19日か。外からは、わからんからなぁ。交換の時に、胃カメラで見てもらうしかないなぁ」
「ここに胃カメラがあったら、ひょいひょいって見て解決するのに」
先生、笑ってた。
とりあえず、この件に関しては、先生が手紙を書いてくれることになった。
傾いた姿勢で、頭をクッションに置いている私の姿を見て
「だんだん私も傾いてくるわ。笑」
「一緒に傾いてたら、何の違和感もなくなってきますよ。笑」
「しんどい?」
「座ってるのも、体を起こしているのもしんどいです」
「脱水あるんじゃないの?点滴してみる?ちょっとでも、何かできないかっていつも思ってるんよ」
「最近は、来る度にポンコツになってますからね。笑」
「ここに来るのも、負担になってるんじゃないかなって」
「んー、それはいいんです。ここに来る、ということが、すでにリハビリになってるし。そうでもしないと、ずっと家で寝てるだけの生活になってしまう」
まぁ実際、通うのは大変だ。
この嚥下リハに行った日は、帰ってから寝るしかできず、次の日もしんどくて寝ている。
その程度の無理はしないとね。
「脱水気味は、よく言われます」
脱水に対する点滴。
元気の出る点滴。
効いても一時的なものではある。
でも、何もしないよりマシなのでは、と。
「試してみる?不安?」
「何を今更。グロブリンの点滴をしたんだから、それに比べたら大したことないでしょ。あれが、ある種の他人を入れる行為だと、入院して説明を聞くまで知らなかった」
とりあえず、点滴してみることにした。
最後に質問した。
気管切開と胃ろうをしているくまさんの話。
私が胃ろう造設した病院に、練習用くまさん的なのはいるの?
先生によると、くまさんはいないらしい。
「練習は、患者さん本人や。笑 家族さんができるようになるまで帰れませんって脅されてる。笑」
だそうな🤣
くまさんいるとか、めちゃくちゃ親切ってことだ。
座っているのはしんどいから、寝ながら点滴。
先生と看護師さんに支えられながら、ベッドに移動。
なんかほんと、先生が優しくなった。
点滴したのは、ソルデム1輸液200mlとアリナミンF。
調べてみたら、アリナミンってにんにく注射だ。
ソルデム1輸液は、脱水に使われる点滴。
なんか、知ってる食べ物の味がした。
味がしたって言うと変な感じだけど、点滴してると、そう感じることがある。
ステロイドの点滴の時は、最初苦くて、途中から甘く感じた。
今回の点滴は、辛いというか。
何かの食べ物、知ってる味!
看護師さんとあれこれ話してたけど、結局最後まで思い出せなかった。
「にんにく?」って聞かれたけど、近い感じもあるけど違う。
喉から鼻に抜ける感じが、知ってる食べ物の味。
でも、この点滴自体は美味しくなかったかな🤣
帰る時、看護師さんと一緒に外に出る。
車に乗る時、どう介助してもらうのがいいか、教えてもらうために。
介助者が私の前に立ち、両脇を抱えて移動させるのが一番かな、ということになった。
その後母親は、私を抱っこするような形で、車の乗り降りの介助をするようになった。
教えてもらったのとちょっと違うけど、前よりマシになったしいいか。
家に帰って、お昼のイノラス入れて、ふと思った。
ちょっと元気な気がする。
いつもより、体のしんどさがマシ。
体を起こしていられる。
ということで、少しでも元気なうちに、座っている時間を増やした。
座ってできる作業をして過ごした。
あの点滴、効いたのか😃
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