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2024年8月21日-2
途中で、先生がやってきた。
口の中が乾いてて、しゃべりにくい。
でもまずは、一番言いたかったことを。
「文句言ってもいいですか?」
そう言って、体重の話をする。
あんまり声出せてなかったけど、先生、しっかり耳を傾けてくれたよ。
そして、すぐに体重を入力し直してくれた。
「今すぐやらないと忘れる」
と言って、いなくなった。
私の申告通りに直してくれたけど、それで大丈夫だったんだろうか。
今日ここで、体重の計り直しとかするくらいの気持ちでいたんだけど。
あまりにあっけなく問題解決してくれて、ちょっと拍子抜けなくらいだ。
「これでやる気でたら、イノラスどんどん増やしていいよ。5つでも6つでも」
まずは、4つに戻すところからだ🙃
体重の話が終わったら、次は体の話だ。
「手が痛い、足が痛い!」
足を見せて言う。
「今、この状態にしてないと痛いんです。ちょっと角度変えたら痛い。動かしたら痛い」
「足首が痛い?」
「足首も痛い。足裏が痛い」
先生が手足を少し触る。
「痛い、痛い」
「ちょっとでも足首動かすようにしないと、固まってしまう。固まってしまったら、歩くのも大変になるし、どんどん悪循環になる」
「足の裏が痛いから足をつけない。痛いから真っ直ぐにできない。痛いから動かせない」
「痛いのが理由なら、痛み止めを出そう。それで少しでも痛みが減ったら、動かすようにしてね」
「あと、お腹痛ーい。月曜日に、胃ろう交換したから」
「それは、しゃーない」
「ははっ」
先生が2本の指を差し出してきて、私の右手に握らせる。
「コノヤローって、僕の手を握りつぶして」
「この2週間、イライラさせられてきたんだー」
怒りを込めて、がんばって握ったけど、全然力入ってない。
我ながら、怒りがこもっているとは思えない弱さだ。
「あと、首がしんどーい」
これには、解決策をくれなかったな。
「腕の温度が、左右で全然違う。やっぱり、自律神経かなぁ。。」
「そんなの、いつものことですよ」
今回、脚はそんな左右差を感じなかったらしいけど、普段から手足は左右差がある。
温度も、汗のかき方も、爪や毛の伸び度合いにも。
あまりに当たり前過ぎて、それらを訴えることはないな。
脱水の点滴の話。
訪看さんから、連絡があったらしい。
そして点滴は、嚥下の先生から指示書出してもらってすることに確定した。
この点滴中にも、訪看さんから何度も電話がかかってきている。
きっと、これの話だろう。
「本人はイヤだろうけど、痛みを自覚できるようになったということは、感覚が戻ってきた、と言えるかもしれない」
なるほど。
確かに、今までそこまで痛みを訴えてこなかったし。
それは、言えてるかもしれない。
しばらく、グロブリンの点滴は続ける。
3週間あけないといけないそうで、次回は9月11日となった。
今後は、グロブリンの点滴のみ。
ソルデムの点滴は、家でやることになったし。
もう、2ヶ所同時に針を刺されることはないでしょう。
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