2025年11月19日
入院31日目-2
1ヶ月ぶりの外
車椅子に乗って、廊下に出た。
先生が「できれば、体重量っといて」と言っていたから、そのまま車椅子で量れる体重計のある場所へ。
隣の病棟にもあるらしいけど、壁に近過ぎて難しい。
ということで、下の階のリハ室近くの体重計で量ることになった。
久しぶりに下に降りる。
車椅子ごと体重計に乗って量る。
後で、私抜きの重さも量る。(これは、私がベッドに戻ってから)
結局、何キロだったのかは知らない。
体重測定の後は、そのままリハ室へ。
そして、久しぶりに外にも出てみる。
その時の気温は、10度前後だった。
でも、風がないせいか、そんなに寒いとは思わなかった。
久しぶりの外、楽しかった。
鼻からカメラ
「転院、来週の水曜に決まったらしいね」
「イヤダー」
「・・うん、聞かなかったことにしよう。住めば都かもしれない」
「ソレハ ナイ」
「まぁ、こっちのほうが慣れてるし。いや、それもどうかと思うけど」
間違いなく、慣れている。
今年は、どれだけここにいるやら。
「まぁ、ヘルパーさんの吸引に関しては、うちではどうにもできないので・・。一応、終わり次第、こっちに戻ってきてもらう予定ではいるけど」
誕生日までに、戻ってきたい。
「発声に関しては、継続して練習してもらうけど、一度耳鼻科で喉を診てもらうかも」
「ハナカラ カメラ デショ? イヤダ」
声帯がちゃんと動いているか、確認するためだそう。
嚥下造影ほどではないにしても、あれもイヤだな。
「あと、転院までにカニューレの交換をするかも。一応、1ヶ月交換だけど、向こうにいる間にその時が来たら申し訳ないし」
加湿器?
看護師さんが、機械を持って現れた。

機械にホースが付いていて、その先にはマスクが付いている。
そのマスクを気切部分に当て、加湿する。
温かい湿った空気が流れてくる。
マスクを喉に当てるという、ちょっと不思議な光景。

これは、10分ほどで終了。
その後は、少し痰が増えたかな?という感じ。
コミュニケーション
言いたいことが伝わらなさ過ぎて、イライラする。
あの手この手でも、なかなか伝わらない。
ホワイトボードに書こうとしても、インクがほぼ出なくなっていて更にイライラ。
ペンを投げ捨てた。
伝えるのを諦めた。
しゃべれるってすごいことなんだなぁ。
昨日は、午前と午後に練習したけど、相変わらず全く音にならなかった。
転院が決まったことも、きっとイライラが増す原因だ。
本音はやっぱり「イヤだ、行きたくない」
来週の水曜に転院して、ヘルパーさんの吸引練習。
終わり次第、今の病院に戻ってくる。
今後は夜も入るし、何人いるやら。
とりあえず、誕生日を向こうで迎えたくない。。


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