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2024年7月23日
嚥下のクリニックに行く途中で、薬局に寄っていた。
「最近、右手に力がうまく入らなくて、薬を開けるのが大変で。。」
「薬を持ってきてくれたら、一包化しますよ」
こんな話になっていたから。
ありがたい。
一包化された袋を開けるだけなら、ハサミで簡単にできる。
「めまいの薬は、1日3回ってなってますけど、今はそこまで飲んでないので、別にしてください。あとは、書いてある通りで大丈夫です」
食前と食後、そして、めまいの薬。
全部分けて袋に入れるのは、なかなかにめんどうな作業だと思う。
「お昼前に帰ってくると思います。全部できてなくても大丈夫です。よろしくお願いします!」
ということで、全部の薬を預けてから、嚥下のクリニックに向かった。
嚥下リハ帰りの薬局。
「そんなとこにずっとおったら、干物になるよ」
早く着き過ぎたと思って、しばらく外にいた。
そしたら、薬剤師さんが出てきて声をかけてきた。
「外暑かったでしょ?」
「うーん、そんなに暑かったかなぁ」
しばらく外にいたのに、全然汗をかいていない私を見て
「こういう人が一番危険だ」
水分足りてないし、汗をしっかりかけていないから、体に熱がこもっている。
そして、本人に何の自覚もない。
だそうな🤣
薬は、それぞれ一包化してくれた。
食前のモサプリド。
これも、ひとつずつ袋に入れてくれている。
「ほんとに助かりました。ありがとうございます」
さっき、リハビリで首を回して、頭が後ろのまま戻せなくなった。
次回リハの時、栄養士さんとも話をすることになった。
「まだ口から食べなくなって日が浅いから、そんなに心配はいらないと思うけど、イノラスだけだと微量元素が足りなくなる。それを補う方法も聞いてみたらいいと思う」
なるほど。
胃ろう交換の日にちが決まった。
「泊まってくるんですか?」
これは、入院ではなく外来だ。
「まぁ、そのうち外すからね」
🙃🙃🙃
現時点では、そんな日が来るのを想像できない。
いろいろしゃべって帰る時、またちょっと崩れた姿勢を自分で正せない。
薬剤師さんに、後ろから軽く持ち上げてもらい、座り直す。
困ったもんだ。
時々、母親とこんなやり取りをする。
「◯◯食べてみない?」
「いらない」
「いらないじゃなくて、食べーや」
「今は何も食べたくない」
「あんまり言ったら怒ると思って、普段は言わないようにしてるけど。。ちょっとくらい食べれるでしょ」
「怒るとわかってるなら言うなや!本人がいらないと言えばいらない!あんまり言うなら、家にも入れへんぞ!」
いったい何度、このやり取りをすれば気が済むんだろう。
なんで今、もう食べたくないに至ったのか、何度も説明してる。
何度も見てきたでしょう?
毎回確実に、全ての食べ物で咳き込むとは限らない。
でも、咳き込みまくって、そこから咳が咳にならなくなって、悶え苦しむ。
こんなことを何度も繰り返してたら、食べたくなくなるでしょう。
自分がもし、同じ状況になれば、絶対食べないくせに。
今、食べることに関しては、自分のペースでしかできない。
誰かに言われて、特に母親に言われて食べるとか無理だ。
自分が相手の立場だったらとか、考えて発言できないんだろうか。
何の嫌がらせだろうか。
食べれないことに悩み苦しんで、どんな思いで今の選択をしたのか、全然わかってないんだな。
一番近くで見てきたくせに。
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