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2024年10月9日
入院2日目−2
ベッドで手術室まで移動する。
みなさん総出で、手術台に私を移動させる。
テレビで観る手術室の雰囲気だ。
でも、みなさんの雰囲気は軽ーい。
医師が2人、看護師が2-3人いたと思う。
ヒゲダン流れてた。
右胸を出した状態で、消毒してシートをかける。
自分からは、手術風景は見えない。
眠くなる薬は、とりあえずなしで進めてもらうことに。
焦げ臭い。
きっと、焼き切られたんだろうな。
時々痛かった。
円盤のグルグル回るノコギリを、グッと押しつけられたような痛み。
痛みで体が動いた。
「あ、ごめん。今の痛かったね。ちょっと深いところは、麻酔が届いてなかったかな」
局所麻酔、一体何本打っていたんだろう。
麻酔の力ってすごいよね。
ちゃんと効いていれば、全然何も感じない。
グッとグイッと、何度か押されたりする。
これは、カテーテルを通す時だったらしい。
手術時間は、約50分だった。
え、これ日帰りでするの?って聞きたくなるくらい、普通に手術だったと思う。
初めて、眠らずに手術を受けた。
胃ろうの時は、落とされたし。
膝の手術した時は、2回とも全身麻酔だったし。
今回、手術中は起きていたけど、部屋に帰ってきたら疲れて寝た。
夕方、トイレに行った。
ベッドから車椅子への移動は、なんとかできた。
車椅子から便座への移動。
右腕を看護師さんの背中へまわした時、傷だか肩だかが痛む。
だから、右腕にしっかりと力を入れるのは難しかった。
この時点で、日帰りなんて無理だったなと思った。
ベッドに寝た状態で、物を取ったりするのに右腕を動かすのも結構大変。
痛いし、肩に抵抗があって、ちゃんと動かせない。
ポート造設を日帰りでやる人たち、すごいよ。
まぁ、右腕以外も普通に使えるなら、そこまで問題ないのかな。
夜は、傷が痛んだ。
持っていたロキソプロフェンを、食後の薬に足してもらった。
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