PR

私以外の胃ろう利用者の話

最近のこと

PR

 

2024年8月26日-1

 

訪問看護。

 

午前中から点滴。

今日の看護師さんは、一番最初からお世話になっている、この訪看ステーションのトップ、Iさんだ。

体を拭いてくれた後、点滴開始。

 

点滴に使ったゴミについて。

液体の入っていた袋とチューブは、そのまま普通に可燃ゴミとして捨てていいそう。

針とアリナミンの入っていたアンプルは、嚥下のクリニックに持っていって、そこで処分してもらう。

 

たまに、自分が出したゴミを持って帰っている看護師さんもいる。

でも、基本はみんな置いて帰るから、普通に捨てていいゴミは捨てよう。

 

 

時間がお昼前だったから、食前の薬を入れてもらい、イノラスも繋いでもらう。

 

「胃ろうしてる人、他にもいっぱいいますか?」

「いっぱいいるねー」

 

普段、自分以外に胃ろうをしている人の話を聞くことはない。

他の人の話を聞いてみたいと思った。

 

話を聞いていると、高齢者ばかりだ。

でもみんな、私なんかよりたくさん栄養を入れている。

 

半固形のラコールを、一度に2パックも入れる人がいたり。

 

ポンプで2パック、連続で入れるらしい。

ありえない。

あんなグリグリ気持ち悪いのを、2パック連続でとか。

 

医師から、口から食べることを禁止されている人が、ポテトチップスを食べていたり。

普通、せめてゼリーとかヨーグルトでしょ?って思うところをポテトチップス。

もうみんな、見て見ぬふりするそうな。

 

たまにゲホゲホ言ってるらしい。

最悪吸引しよう、という感じらしい。

もう食べちゃダメと言った医師も、このことを知っているっぽい。

 

おじいちゃんおばあちゃんのほうが、私なんかよりよっぽど食べることに対して欲があるというか。

大量の栄養剤に耐えられるくらい、胃腸も丈夫だ。

すごいなと思ってしまう。

 

私はもう、食べることに対して、どうでもいいという気持ちのほうが大きいのに。

 

今関わっている、胃ろうをしている人のうち、半数以上は口から食べないらしい。

食べる人でも、栄養摂取レベルではなく、ほんの少しのお楽しみ程度。

 

胃ろうをしていても、寝たきりではない人もいる。

よくこけるけど、歩き回ったりする人とか。

口から食べられないというだけで、体の動き度合いは別問題だ。

 

 

点滴の後。

水分摂取の少ない私にIさん。

もうひとつのボトルに水を入れて、準備をしていた。

 

今日は、午後からリハビリセンターに行く。

だから、帰ってきたらこれを、晩ご飯までに全部入れるように、と。

 

でも、こうやって水分をずっと吊るしておけば、適当なタイミングで入れられそう。

適当な量を入れては止めて、を繰り返して、ボトル全量を入れれば、それなりに水分摂取できるのでは。

まぁ、このボトルは250mlだけど🙃

 

 

ふと見て思った。

針で血管を破ったという腕。

前より内出血の範囲が広がったな。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました