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経管栄養

入院

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2025年6月12日

 

入院32日目

 

PTさん

今日は、車椅子には乗らない。

その代わり、ベッドを起こす。

 

16度は、もう平気になってきた。

18度では、ちょっと咳き込みだす。

 

ちょっと吸引したりもする。

引ける量自体は多くない。

昨日の、車椅子に乗った時の吸引量とは違う。

 

最終的には、20度まで上げた。

咳き込むのと、少しの息苦しさと。

まだ、平気でいられる角度ではない。

 

20度になって思った。

昨日の車椅子のほうが、確実に角度は低かった。

 

 

地域支援の看護師さん

訪問医の打診先が決まった。

訪問に力を入れているところだし、いいかなと思う。

 

来週の火曜日、吸引器とリクライニング車椅子のデモ機が来る。

 

退院してすぐに、ヘルパーさんが入れるのかどうかを確認して欲しい。

吸引とか胃ろうのことは、できなくていい。

1日1回でも入れるのか、練習して認定証をもらわないと誰も入れないのか。

それ次第で、こちらの準備や心構えも変わってくる。

 

「入れないなら、おしっこの管は入れたまま帰りたい」

 

もう、嚥下のクリニックには通えない。

あの人に、訪問医になってもらうこともない。

 

今後の嚥下リハはどうする?

「訪看さんのとこにも、STさんはいるみたいですよ」

「その人が入れたらいいけど。もし無理だったとしても、一応あてはあるから」

 

「もう1ヶ月、何も口にしてないんですよね。今から何かを口にしようと思うと、かなり気をつけないといけないんでしょうね」

「個人的な意見だけど、食べる練習は続けて欲しい」

「食べることに関しては、もう結構どうでもいいと思ってるんですけど。たぶん、0.0001%くらい諦めてないかな」

 

 

OTさん

経管栄養について、先生と私のバトルが、カルテに書かれている。

入れたい先生と、入れたくない私。

 

「ずっと寝た状態なんだから、そんなに胃腸が動くわけない」

点滴だけでいいなら、それでいいじゃん。

私と同意見だ。

 

OTさんも、あまり量を食べられなくて、昔はよく、無理矢理食べさせられたとか。

それがストレスとなって、逆流するようになった。

 

OTさんからすると、先生の「ぷくぷく太らせたい」も、意味がわからないらしい。

「まぁ、先生は医師だから、そもそもの考え方が違う」

 

 

今日は、OTさんの話が面白すぎて、笑いまくった。

笑ったら咳出るし、痰が溢れて吸引しまくる。

 

「今日は、痰の量多いなぁ。笑ったから?」

笑ったからでしょう。

 

 


夜、先生がやってきた。

「やっぱ咳してるけど、肺炎とかは大丈夫そうなので」

ちゃんと吸引してるしね。

 

「前にも言ったけど、看護師さんたちを責めないであげて」

「責めてないですよ。ただ、ご飯いらなーいって言ってるだけで」

「「入れろー」と、「いらなーい」の板挟みになる」

いや、そんなの知ったこっちゃない。

 

「最低限ってどんなもん?10ml?笑」

「いや、10mlって薬より少ない」

「ほんと、下手したら、薬の水のほうが量多いですよ」

「ほんとは、お腹から600mlくらいは入れて欲しい」

無理だなー。

 

「まぁこの話は、平行線にしかならないな」

先生、譲る気はないらしい。

 

「今のところ大丈夫だけど、僕が病院長に怒られたら、転院になるかも」

「その時は、ポーイって家に帰してください」

「いや、そんな無責任なことはできない」

 

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