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2024年8月7日
神経内科外来。
「注入中?」
「めまいの薬」
久しぶりだ。
診察室の前で待っていたら、ちょっとグラグラしてきたから、めまいの薬を入れようと、薬を溶かしてしていた。
診察室に入って。
「体、真っ直ぐできる?」
先生が、思いっきり体が傾いた状態で座っていた私に言う。
姿勢を少し正しながら、
「最近、頭がすぐ倒れる。自力で起こせなくはないけど、気がついたらどんどん傾いていく。あと、この前首を回したら、後ろにいった時、自力で戻せなくなった」
そんな話をしたら先生、私の頭を後ろに倒した。
「うわっ」
「ここから戻せる?」
「戻、、せない」
先生が、頭を戻してくれる。
それから、首の力を調べまくってた。
いつものように、手足の力も調べる。
そして、イスに座って
「うーん、全然効いてないなぁ」
頭抱えてた。
しゃべりながら、先生の頭の角度と座り方も、私と同じだったのはなぜだろう🤣
「栄養は?」
「イノラス4つは、確実に入れるようにしてます。イノラスばっかりだと飽きるので、栄養士さんと話をして、合間でジュースにカルピスの原液を足してます」
「カルピスの原液。砂糖の塊か。ほんとは、イノラス5つでもいい。4つだと1200kcalだし、6つでもいいと思ってる」
「イノラス1.5とかすると、半分を冷蔵庫に持って行ったり持ってきたり、移動するのも大変なんですよ」
「2つ入れてしまったらいい」
「うちのボトルは、そんなに入らない😃」
ギリギリまで入れて1.5だ。
そんな栄養の話から、胃ろう周辺から血らしきものが漏れ出る話へ。
昨日、嚥下の先生に、「この1週間、血を見てない」なんて言っていたけど、今朝思いっきり見たから写真を撮っていた。
それを先生に見せる。
「最近、こういうのが時々漏れ出てくるんです。トマトジュースを入れた記憶はないのに」
「滲出液が出てる。トマトジュースはないでしょう」
「入る量が増えてるから、漏れ出る量も増えてます」
「お腹痛い?」
「時々、ズキズキする。今度、胃ろう交換の時に、胃カメラで見たらわかるかなって話になってます」
「あ、胃カメラもするんだ」
2週間後に、外来でグロブリンの点滴をすることになった。
「お年寄りだと、速く入れると心臓に負担かかるけど、若いから大丈夫!」
それでも、3時間くらいかかるらしい。
座ってるどころか、体を起こしているのもしんどい、という話を嚥下の先生に話したら、点滴しようということになった。
ソルデム1輸液200ml
アリナミン
点滴をしたら、ちょっと楽になった。
この話を薬局で薬剤師さんに話したら、
「看護師さんが家に来るなら、その点滴してもらえるんじゃない?」
とのこと。
看護師さんに聞いたら、
「主治医と相談してください」
と言われた。
先生の指示があれば訪問でできる?
「この病院から、外来の患者さんに点滴の処方というのをしたことがないからわからない。どうしたらいいのか、教えてくれたらできると思う」
だそうな。
まずは、胃ろうがあるんだから、そこから水分を入れるのが一番手っ取り早い。
「どんどん水分入れよう!水分は、イノラスより速く入れられるだろうし。がんばろう!」
「イヤがる本人に、無理矢理シリンジでお母さんに入れてもらう?ほら、お母さんも、水分入れて欲しそうな顔してるよ」
「やり方知りませんよ」
「大丈夫。そんな難しくないから」
いや、母親に入れられるとか、一番イヤだよ。
「これは入院で無理矢理でないと、できなさそうだな。本人に任せると、ブレーキかけて全然進まなさそう」
「それはあるでしょうね」
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