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リクライニング車椅子!

入院

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2025年6月11日

 

入院31日目

 

車椅子に乗れた!

リクライニングで、170度近くまで倒せるやつ。

3人がかりで、ベッドから移動させてもらった。

 

咳き込みまくることもなく、息苦しくなることもなく、そこそこ安定していられた。

ただ、痰が溢れて、しばらく吸引器が手放せなかった。

 

吸引器を常に持ち運べば、車椅子で移動ができそうだ!

とりあえず今日は、15分くらい車椅子に乗っていることができた。

退院に近づいた!

 

 

管だらけ

OTさんと話をしていた。

ヘルパーさんが入れないなら、それに合わせて考える。

 

「そうなるなら、おしっこの管は入れたままで帰りたい」

「それは、医師の判断だからどうなるかな。管を入れてると、感染症の心配があるし」

「でも、オムツ替えてくれなかったら、汚れたまま1日過ごすことになる」

どちらのほうが、不衛生だろうか。

 

「ほんとは、ポートも胃ろうも、体に管は入ってないほうがいいんだけどね」

うーん。

今の私は、管だらけだ。

管が必要なくなる時は、やってくるだろうか。

 

 

経管栄養

夜に、先生がやってきた。

「経管(胃ろうからの栄養注入)イヤ?」

「イヤ」

「これを入れる指示を出してるのは僕なので、看護師さんたちを責めないであげて。責めるなら、僕を責めて」

「え?」

 

責めてないぞ。

毎回、「ご飯いらなーい」って言っているだけ。

ごちゃごちゃ言いながらも、ちゃんと0.5パックは入れているし。

ひどいなぁ。

 

「これ(点滴を指差す)あるからいらない」

「回数減らすのもなー。せめて、ここにいる間はお腹使って欲しいからなー」

「2回にする?笑」

「気持ち悪い?」

「気持ち悪い。吐き気がする。上がってくる感じ」

「お昼がひどい?」

「いや、いつでも一緒ですよ」

 

「トリメブチン、あんま効いてないと思う。変えましょう」

「んー。他にもないことはないけど。漢方薬・・は、もう色々試してるしなぁ」

 

先生、お腹をトントン叩く。

「ちょっとガス溜まってるかなぁ。ガスが溜まるとお腹圧迫するし、それを減らしたらマシになるかも」

お腹のガスを減らす薬があるらしい。

 

「また薬増やす?増えてばっかりだけど」

「1個減りましたけどね。コタロー」

「薬でお腹いっぱいにするつもりはないんだけど」

「ほんと、薬でお腹いっぱいになりますよ」

 

この入院中に、薬を整理したい。

 

 

リクライニング車椅子

「今日、ちゃんと車椅子乗れた!」

咳き込むことも、息苦しいと思うこともなかった。

ただ、とにかく痰が溢れて、吸引器が手放せなかった。

 

「座ったほうが痰が出る?」

「いや、座ってないから、それは何とも言えない」

「座ったほうがというか、体を起こしたほうが」

「どうでしょう。今日なんか、ベッドとほぼ同じ角度でしたからね」

 

多少は角度が違うと思うけど、感覚的にはほぼ同じだった。

だから、角度の違いで痰の量が、というのはわからない。

とにかく今日は、車椅子に乗って以降、痰が溢れて吸引しまくっていた。

 

「怖い?ベッド上げる時みたいに」

「今日のあれは怖くないって。あんだけ倒れてるんだから。乗る前から、大丈夫だって思えたくらいですよ」

 

前回の車椅子は、かなり角度があった。

でも、今回の車椅子は、しっかり倒れるやつだったし、全然怖いとは思わなかった。

 

 

経管栄養と普通食

夜のイノラスが終わって、看護師さんが片付けに来る。

「どれくらい入れました?」

「94」

「半分か」

 

「普通にご飯食べる人たちって結構、「もういらない」とか「食欲ないから」って言って残したり、食べなかったりするじゃないですか」

「うーん、まぁね」

「経管の人は、なんでそれが許されないんですか?文句言いながらも、ちゃんと最低限のノルマ(94ml 0.5パック)はクリアしてるんですよ。優秀でしょ?」

「そうですね」

 

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