2025年11月12日
入院24日目-1
耳鼻科受診
耳鼻科の先生が現れた時、看護師さんとPTさんがいた。
全員、この人誰?みたいな雰囲気を出していたと思う。
「耳鼻科ですー」と言われて、「あぁ」となる。
気切部分の潰瘍は、そんなに心配する必要はない。
アズノールではなく、リンデロンを塗ることになった。
ちなみに、リンデロンを5本も処方してくれたらしい。
いや、多過ぎでしょ。
「スピーチカニューレにしてないのか。今、どうやって会話してるの?」
という耳鼻科の先生の質問に、看護師さんが答える。
「手に書いてもらったり、ホワイトボード使ったりしてます」
「あ、ここからずっと吸引してるのか。そしたら、スピーチカニューレにはできんなぁ」
え、スピーチカニューレは難しいの?
主治医の先生は、スピーチカニューレにするって言ってたよ?
耳鼻科の先生の見立て的には、難しいのかなぁ。
スピーチカニューレ
お昼担当看護師さんに聞かれた。
「先生と、スピーチカニューレの話しました?」
話はした。
物が届き次第、交換すると言っていた。
別の看護師さんがやってきた。
「え、スピーチカニューレ不可ってどこ情報?」
それは、耳鼻科の先生が言っていたことだ。
たぶん、カフ上部から持続吸引をしているから、そう言ったんだと思う。
看護師さんによると、スピーチカニューレにも種類があるらしい。
カフありとカフなしと。
しゃべる昼間だけ、内筒というものを入れ替えたり。
内筒にも、穴が開いていたり、ただの筒だったり。
しゃべる間は、カフがない状態になる。
喉からの持続吸引ができない分、唾液が垂れ込む心配がある。
「先生は、どのタイプを考えてるんやろ?」
もう少し、スピーチカニューレについて知りたいと思ってしまう。
そして相変わらず、私を思いっきり笑わせていく。
痰が溜まって苦しくなる。


コメント