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STさんとの練習。彼女は、あまり乗り気ではなさそうだ。

入院

 

2025年11月18日

 

入院30日目-2

 

STさんとの発声練習

午後に、STさんが来た。

そして、発声練習をする。

 

人工鼻を外し、内筒も外す。

先生が取りきれなかった痰を、水洗いの後、吸引でキレイにしてくれた。

 

喉と口の中を吸引する。

そして、喉にバルブを取り付け、カフの空気を抜く。

 

あれ?先生は、カフの空気なんて抜いてたかな?

 

「カフの空気、抜かないと苦しいでしょ?」

 

なんと怖いことを。

カフに空気が入ってなかったら、唾液がそのまま流れてしまう。

 

いざ、声を出してみる。

 

・・・

 

やっぱり、声はほとんど出ていない。

 

「あ」「は」「う」「あいうえお」

どれもほぼ、声になっていない。

 

「まぁ、前からあんまり声出てなかったしなぁ」

声を出すのに体力が必要なんだろう。

 

口パクや筆談で充分通じているから、それでいいのでは。

なぜ、スピーチカニューレにしたんだろう。

声帯がちゃんと動いているか、耳鼻科で一度診てもらったほうがいいのでは。

 

STさん的には、積極的にしゃべる練習はしなくていいと思っている。

私自身も、そこまで必死になっているわけではない。

 

でも、声を出す練習は、まだまだやるよ?

せっかく先生が、スピーチカニューレにしてくれたんだから。

 

 

SpO2

夜、寝る前くらいの時間は、よくむせて咳き込む。

スピーチカニューレに替えてから、本当に増えたと思う。

 

1時間に、何度もナースコールを鳴らす。

咳き込むのも、吸引されるのも、すごく疲れる。

 

頭がボーッとするな、と思ってSpO2を見てみたら、86と表示されていた。

そして、そのままどんどん下がっていく。

 

今回は、83まで落ちた。

 

むせて咳き込んで、のタイミングで下がると苦しい。

でも、落ち着いているタイミングで下がっても、そこまで苦しくないらしい。

 

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