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2024年9月4日-2
看護師さんが、先生を呼んでくる。
何故腫れたのかはわからない。
針を刺した場所より末梢で腫れているのが、不思議ならしい。
痛みはなく、点滴が漏れた感じもない。
「血管が限界なんちゃうかなぁ。もう胸のとこに埋め込む?そしたら、こういう心配もないし、みんな楽になれるで」
「また、、簡単にそんなこと言ってくれる」
点滴用の何かを留置するの、日帰りで簡単にできるらしい。
これを留置すれば、毎回点滴の針を腕に刺す必要がなくなる。
血管がボロボロになることもない。
内出血したり、腕が腫れたりすることもない。
「どうする?日帰りでできるで」
「いや、そんなこと急に言われても。想像すらできないし」
そんなことを言っていたら、看護師さんが写真を見せてくれた。
「うっわー。すごいな、これ」
鎖骨の下あたりに、丸いものが埋め込まれている。
ソルデムの点滴は、ちょっと休憩にするか、どうするか。
せっかく点滴で元気になってきてるのに、今やめるのはもったいない気もする。
でも、グロブリンのほうが大事だろうし。
先生は、血管がボロボロになり過ぎて、グロブリンの点滴ができなくなることを心配している。
この選択を、今迫られるのも困る。
個人的には、ソルデムはまだやめたくない。
少しずつだけど、胃ろうからの水分は増やしているつもりではいる。
でも、きっと足りていないだろうし。。
またぐったり動けないのも困る。
「命の危険があると思ったから、点滴の許可を出した。これから夏になるんだったらあれだけど、これから涼しくなるからなぁ」
胸に埋め込むやつを勧めておきながら、先生も悩んでるんだなぁ。
明日、看護師さんが家に来る。
腕の様子含め、その時に点滴をどうするか話し合って、ということになった。
「もし、腫れがひどくなったり、痛みが出たりしたら、すぐ連絡して」
「わかりましたー」
「あと、腕をできるだけ挙げとくように。心臓に戻りやすくなるから」
家に帰って。
玄関で、手すりに手をかけて、イスヘの移動を試みる。
うまく力が入らず、移動ができない。
母親に手伝ってもらって移動する。
イスからベッドへの移動。
なんとかお尻をずらしながら移動できたけど、ベッドにつく手が不安定。
手首をしっかり曲げられないというか。
今日は、最低限の移動にして、ベッドで大人しく過ごした。
夜寝る前の時点でも、まだそこそこ腫れたままだった。
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