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2024年12月13日−1
訪問リハ。
「あれ、これは、、」
「お昼ご飯です」
「今終わったとこ?」
「今終わらせ中です。午前中に行った薬局が忙しくて、帰ってきたらお昼過ぎてたんです」
ずっと通ってきたけど、あんなに薬局が忙しかったのは初めて見た。
「私は急いでないんで、気にしなくていいですよー」
なんて言っていたら、次から次へと患者さんがやってくる。
結局、1時間は待ったよ。
ということで、長時間座っていたからしんどい。
お尻痛いし、それを避けるために変な姿勢でいたりして、体のあちこちがしんどい。
もう動きたくなくて、全部放置でイノラスをテキテキしながら寝ていた。
「だから電動車椅子も、あんなところで放置されてるのか」
電動車椅子は、リビングに乗り捨て放置。
リハさんに、食後の薬注入から片付けまで、全部お任せした。
もうしんどくて、動きたくなかった。
いいタイミングで来てくれて、ありがたい。
というか、リハさんに任せる気満々だった。
バイタル。
血圧が88/60とかって言われたな。
久しぶりに、上が90を切った。
一瞬、下の血圧を先に言われたかと思った。
疲れてヘロヘロ、血圧を上げる元気もなかったのさ。
「さぁ、運動して血圧を上げよう!」
VRの話
掛け布団を取って、中にいたクッションたちを見ながら聞いてくる。
「このドーナツたちは?手の置き場を工夫中?」
「あぁ、これ?ちょっとね。最近、いいおもちゃを手に入れて😁(VRゴーグルを指さす)。それのための工夫中です」
「あ、聞いた!あれはヤバい、引きこもるって」
「え!誰から聞いたんですか?笑」
看護師さんたちから、VRゴーグルの話は聞いていたらしい。
そこから、VR話で盛り上がる。
「私たちも、使いだしたらきっとハマるよね」
なんて話していたらしい。
「この前は、アメリカのトレイルを散歩してきたんです。人の多い場所より、自然の中にいるのが好きで」
「今度、砂漠に行ってみて!誰もいない、何もない砂漠は、しんとしてて、心細くなる。嫌いな人でもいいから、誰かいて欲しいと思ってしまった」
砂漠かぁ。
探してみよう。
今のところ、有料のアプリは購入していなくて、YouTubeの360度動画で楽しめている。
音楽のライブ映像とかも、VRで見るとライブ会場にいるかのような気分で楽しめる。
まだ映像を見ているだけだけど、これはハマるよ。
VRの世界、楽し過ぎる!
「360度の景色を見ようとしたら、結構頭動かすんじゃない?」
「まぁ、普通はそうなんでしょうけど、私はほぼ固定して見てます。ゴーグルの重さで頭が傾くから、そのままにしてたり」
いい感じに固定したいがために、クッションで工夫中だ。
頭を動かす時は、手でゴーグルごと動かす。
これでも、多少はトレーニングになっていたりするのかな。
あっちを見たい!なんて頭を無意識に動かしていたら、首が鍛えられたりするかな。
そしたら、VRゴーグルにもメリットが増える。
色々話しながら、手足を動かされる。
やっぱり、指は曲げられると痛い。
痛くてしゃべれない。
「しゃべりながらならいけるかと思ったけど、やっぱダメか」
足も、足裏を押されたり、アキレス腱を伸ばされたりすると痛い。
「あー」とか「いー」しか言えない。
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