PR
2025年5月17日
入院6日目
朝5時から、血糖値を測り、注入を開始する。
活動開始が早い。
今日は、土曜日だからリハビリもない。
面会もない。
まぁまぁ静かだ。
口腔ケアスポンジ
コップに水を少し入れてもらい、この黄色いスポンジで歯磨きしてみた。
口の中に水が溜まってきたら、吸引器で吸い取って。

少しは、スッキリしたかな。
退院後のために、口腔ケアスポンジ買わなきゃなぁ。
掃除のおじさん
母親からのLINEで、今日は土砂降りなんだと知る。
カーテンで閉め切られた部屋にいると、外の天気なんて全くわからない。
その時、私のゴミを回収してくれていた、掃除のおじさんに聞いた。
「今日は、雨なんですか?」
それから少しだけ、おしゃべりをした。
いつも、この病棟の掃除をしてくれているおじさん。
今まで、そんなに話そうとは思わなかったけど、これからは会話の機会も増えるかな。
先生登場
「調子どお?まだ痰出る?」
「相変わらずです。イノラス、というか、胃に何かを入れると溢れてくる」
「普通、注入中は体を起こしてることが多いんだけど」
うーん。フラットで入れてること、多いなぁ。
「あなたの場合、胃の動きが悪いから、終わった後でもしばらくは起こしてるほうがいい。フラットにしてると、ずっと停滞してて、それが上がってくる」
「えー」
「なんか、イヤそうな顔した」
ピー(ベッドを少し起こす)
「今、動いた?4度くらいにしかなってないけど」
ピー(先生、ベッドをさらに起こす)
「数字を見るふりして、ちょっと上げる」
10度まで上がった。
咳き込む。
「ちょっと動いただけで、咳出てくるなぁ」
「そのうち治まりますよ。角度が変わってすぐは、咳き込みやすい」
「まぁ、無理に上げろとは言わないけど。・・やっぱ、抗生剤は続けとこ」
「このくらいの角度ならなんとか」
おしっこやお通じの問題がある人も、完全なフラットでいるより、少し上げることに慣れたほうがいいらしい。
栄養の話になる。
今日から、栄養の点滴エルネオパ1号輸液が2号輸液に変わった。

「点滴の種類が変わって、さらにカロリー増えてるから。イノラスも合わせて、成人女性の必要カロリー以上にはなってる」
「今のうちに、ぷくぷく太らせようとしてる。普段の倍のカロリーはあるでしょ」
「倍以上あるね」
自分を指さして聞く。
「太った?笑」
「いや、むしろ肺炎で消耗して痩せたと思う。今は、太ったとしても、水で増えてるだけ」
そんな簡単には、太らないらしい。
「まぁ、ずっとこの栄養でいくわけにはいかないし。・・いけなくもないけど」
胃ろうからの栄養が減って、点滴での栄養がメインとなる生活。
できなくはないだろうけど、あまりするべきでもない。
こんなデカい点滴をぶら下げて、ウロウロ動き回ることはできないしね。
ベッドでの生活から、離れられなくなってしまう。
陰部洗浄
看護師さん2人でやってきた。
看護師A「ベッド・・下げないほうがいいのかな」
私「下げてもいいですよ。先生に言われて上げてるだけなんで」
看護師B「先生に上げられてましたね。聞こえてました。笑」
私「聞こえてました?笑」
先生とのやり取り、聞かれていたらしい。
昨日、処方された真菌の薬。
クリームとか軟膏かと思っていたら、まさかのまるでピコだ。
目薬みたいな入れ物で、液体を数滴落として使う感じ。
「ピコと間違えたら大変なことになりますね」
「ほんとですね」
入れ物のサイズは、ピコより少し大きい。
そして、これは今後、自分では使えないやつだ。
ピコを押し出すこともできなくなったしね。
必要になれば、訪看さんに頼むしかないな。
コメント