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2025年5月16日
入院5日目-3
OTさん
「どう?吸引器、うまいこと使えてる?」
「使えてますよー。すごく便利」
「そりゃ良かった。先生と、今後の話した?」
「OTさんが心配してるから、中途半端で帰したら怒られるって、先生言ってましたよ」
「そりゃそうよ。先生に、今後の方針は?って聞いたら、今悩んでるの!って言ってた。めちゃくちゃ頭抱えてるよ。カルテ見たら、在宅で吸引器が必要かも・・?って。いや、?じゃなくて必要だから!」
「ほんと、今の状態のまま帰ったら、栄養が入れられなくて困る」
「中途半端で帰して、また肺炎になって戻ってきてる人とかいるよ。1泊2日の外泊してきたの?みたいな。あれ?またいるって感じで」
「外泊。笑」
「肺炎だけで済めばいいけど、下手したら、低酸素脳症になるし」
それは困る。
そしてきっと、そうなる可能性もあったんだろうな。
前回入院時より、明らかに筋力が落ちている。
そして今回、誤嚥して酸素が落ちまくって入院。
想定外で、頭を抱えたくもなるよね。
OTさんに、浣腸から下痢の大爆発の話をした。
「それ、いつの話?」
「今日の午前中です」
「だから、ちょっと疲れた顔してるのか。今いっぱい液体入れてるけど、下痢したら一気に水分減るから疲れるよ。その後に、お風呂も入ったんでしょ?もう今日は、ゆっくり休んでください」
会話の途中で吸引をした。
「結構な量吸ってるね」
「そうなんですか?しゃべってたから、ちょっと溜めてたのもあるけど」
いつも吸っているくらいの量ではあったんだけど、吸引量は多いらしい。
頭の下に敷いている、枕代わりの布を交換しようとして。
少し左右に体を傾ける。
そして、咳き込む。
「こんな、ちょっと体の角度変えただけで咳き込むのかぁ」
肺炎
夜に、先生がやってきた。
採血、レントゲン共に、問題はなくなってきたようで、とりあえず肺炎は落ち着いたらしい。
なぜか夜になると微熱が出るけど、基本的には平熱だ。
酸素も問題ない。
まだ痰や唾液は溢れてくるし、特にイノラス注入時は、吸引器が必須ではある。
それでも、最初に比べれば、かなり改善した。
1日3回、抗生剤の点滴してるしね。
痰を出す力が弱いから、念のためで週末もこの点滴は続けるらしい。
腰椎穿刺は、月曜か火曜にやる予定。
ついでに、グロブリンの点滴もやってしまうかも、とのこと。
今日はほんとに、なんか疲れてしんどい。
ずっと横になっているのに、下痢やお風呂の効果はすごいらしい。
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