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2025年4月21日-2
神経内科続き。
お腹の調子
「この前ね、事件があったんですよ」
いつもお風呂上がりに、看護師さんがお茶を入れてくれる。
そのお茶が、お茶じゃなかった。
「梅ジュースの原液が150ml、全部入っちゃったんですねー。そこから、お腹の調子が悪い」
食べる量が減ったのに、下痢する回数が増えた。
ひどいと、ご飯中にトイレに行かないといけなくなる。
食後に上がってくる感じがする。
お腹がギュルギュル、ポコポコ。
薬増えた
「胃の薬、何か飲んでたっけ?」
「ランソプラゾール?」
「それは違う」
「モサプリド?」
「モサプリドか。今他に出されてる薬ある?」
「今はここからしか薬は出てません」
先生、いなくなる。
その間に看護師さんが来て、採血をし、点滴を繋ぐ。
そして、先生が戻ってくる。
「アコファイドって知ってる?」
「前に使ってたことありますよ」
ちょっと懐かしい。
胃ろうを造ってすぐの頃、胃の動きが悪いからと、モサプリドが出されていた。
でも、ある朝、お腹にチューブを繋いだら、前日の胃の内容物が上がってきた。
嚥下の先生が「モサプリド全然効いてへんやん」と言って、アコファイドになった。

「それでどうなった?」
「アコファイド、効いてましたよ。それから上がってこなくなったんで」
先生、あれこれ悩みながら、とりあえず今回は違う薬が出された。
「これであんまりだったら、次回はアコファイドにするかも」
「上がってくる感じにも効きますかねぇ?」
「そもそも、腸の動き悪いのがあるからなぁ。そこが変わったら、良くなりそうだけど」
「栄養剤は何がいる?」
「イノラス、3x日数分。後は・・」
「ちょっと待って。メモしないと忘れる」
普段は、メモするなんて言わない。
いつもは、ややこしいことを言っても全部覚えているのに、やっぱ体調が悪いと影響が出るんだなぁ。
腰椎穿刺を、今日しなくて良かったと思う。
次回の予定
「やっぱ、腰椎穿刺も次回やっていい?しんどい?」
「嚥下造影の時点でくたばってる。まぁその後、私はここで寝てるだけだから、やってもいいですよ」
「その時の様子見ながら考えよう」
場合によっては次回、嚥下造影・採血・腰椎穿刺・グロブリン点滴と盛りだくさんになる。
大変だなぁ。
とりあえず、嚥下造影をやるのは確実だ。
先生が立ち去る時に言った。
「お大事にー。ちゃんと寝てください」
先生は、聞こえたのか聞こえてないのか、何も言わずに去っていった。
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