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先生とのやり取りは、やっぱりいつも通りだ。

入院

 

2025年12月30日

 

入院71日目

 

人工鼻もどき

みんな、先生の作った茶漉しを見にやってくる。

「アイデアがすごい」とか「これを先生が作ったん?」とか、色々言っていた。

 

ガーゼが、3時間もたずして乾いてしまう。

外側が完全に乾いていても、内側は少し湿っていたりもする。

自分の呼吸で、少し湿っているのでしょう。

 

被せているガーゼが乾いていたら、加湿の意味がない。

だから、できる限り湿った状態のほうがいいらしい。

 

本来の人工鼻も、自分の呼吸で少し湿った状態を作っている。

人工鼻は、確実にその空間を息が通る。

 

でも、もどきは、隙間だらけだ。

だから、ある程度湿らせる必要がある。

 

 

相変わらずの平行線

先生は、相変わらず栄養を増やす話をしてくる。

エルネオパを2号にしよう!と。

 

何度言っても、これ以上栄養を増やす理由がない。

前までは痩せ過ぎていた。

これ以上痩せたくなかったし、ぷくぷく太ることに賛成だった。

 

でも今は、もう痩せてはいない。

もう、ぷくぷくは必要ない。

必要性を感じないから、点滴を増やす気はない。

 

ホワイトボードに書く。

「みんな大好き血液検査でも問題ないし」

「僕は、血液検査キライだけど。痛いし」

痛いし、はどうでもいいけど、血液検査をキライと言ってくれるのがちょっと嬉しい。

 

前までは、この血液検査に惑わされていたし。

飲めない食べれないなのに、血液検査で全く問題なし、とか。

だから敢えて「みんな大好き血液検査」と言った。

 

「確かに、血液検査では大きな異常はないけど」

「デショ?ダカラ ダイジョウブ」

 

 

エレンタール

あまり話に出したくはなかったけど、点滴の代わりに、エレンタールを入れる話をしてみた。

点滴を増やす気はないけど、ちょっとエレンタールを入れてみるのはアリかも、と。

 

「あれ、めっちゃ薄いでしょ?確かにお腹は使って欲しいけど、カロリー全然ないしなー」

 

まさかの反応だった。

喜んでエレンタール入れるかと思っていた。

確かに、入れるとしたら、0.5kcal/1mlを100mlだから、50kcalにしかならない。

 

「デモ、ナイヨリ マシ デショ」

「それは、そうだけど。やっぱ、点滴増やしたほうがいいよ」

結局、平行線な会話で終わる。

 

「いつでも言ってくれたら、すぐ2号にするよ!」

ないない。

 

「この年末年始で考えて。やっぱり2号にしたくなるかも」

 

 

きっと今日で、先生と会うのも今年最後だ。

先生は、いつも通りな感じで去っていったけど。

まぁ、改まったあいさつとかさせてくれない人だ。

いつも通りでいい。

 

でも、この1年は、本当に本当にお世話になりました。

 

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