2025年10月16日
看護師さん
昨日の、キュータムが動かない事件の話を、看護師Bさんとしていた。
「機械のトラブルって困りますよねー」
「まぁでも、こういうことも起こるのよ」
「あの一件で、昨日の看護師さんに対する印象が変わりましたよ」
キュータムが、なぜか動かなかった。
ヘルパーさんにキュータムを任せ、看護師さんは私の元へ。
すぐに持続吸引器のカテーテルを喉に突っ込んで吸引していた。
とりあえず、詰まってしまわないようにと動いていた。
「看護師さんたちは、スイッチが入るとすごいのよ」
「いやー、ほんとに」
両親が吸引?
吸引の話の続き。
「お父さんとかお母さんが吸引したことってあるの?」
「病院で練習をしたことはあります」
「なんか、お父さんのほうが上手くやりそう」
「それは確かに。躊躇なくできそう」
でも、この前の日曜日のようなことがあった時、両親を呼ぼうとはまず思わない。
時間がかかっても、訪看さんを呼ぶ。
両親では、対応しきれないと思っているから。
こんな時のためにと、毎日練習されるのはイヤだし。
一緒に住んでいるわけでもないし、基本は訪看さんとヘルパーさんで全てをやりたいと思っている。
でもって、最近の色々をうちの両親は知らない。
「入院中、看護師さんに吸引されるのもイヤがってたもんね」
「そうですね。でも最近は、人に吸引される機会も増えて、慣れてきましたよ」
「お、じゃあもう躊躇なくやっていいのね。これでもみんな、結構気を遣ってるのよー」
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容赦のない吸引
お昼のお茶を入れ終わる。
ヘルパーさんが外してくれる。
その時に、お腹側のクレンメがしっかり閉まっていなかったようで、お茶が少し逆流したらしい。
そして、シーツを少し濡らす。
位置的にも、色的にもそれっぽかったのでしょう。
「ごめんなさい。お茶が溢れてしまった。なんか、おねしょしたみたいになってる」
それを聞いて、私とBさん大笑い。
そして、むせて咳き込んで止まらない。
Bさんが、キュータムを渡してくれる。
吸引したら、思いっきり吸える。
Bさん、私の体を横に向ける。
まだ咳き込み続ける私の吸引器を取って、先端をつけ替える。
持続に使っていた8Frの吸引カテーテルを、キュータムに取りつける。
そして、吸引する。
「最近、人に吸引されることが多いから、慣れてきた」なんて話していたからか、普通に吸引カテーテルを入れてくる。
何度かオエっとなりながら、咳き込みながら、なんとか落ち着いた。
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