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寝ながらお風呂に入る、という経験をしてみた

入院

2024年7月12日

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入院5日目-1

 

作業療法

OTさんが来たのとほぼ同じタイミングで、お風呂のプロがやってきた。

お風呂の時間の話をして、去っていった。

 

OTさんによると、やっぱりプロをご指名する人は多いらしい。

プロ以外の人だと、けっこう文句が出たりもするんだとか。

さすがプロ。

 

私も前回一度、プロ以外の人でお風呂に入った時、しんどかったし、ちょっと怖い思いをした。

文句を言う人の気持ちがよくわかる。

 

OTさんと、昨日の話をした。

昨日は、違うOTさんだったからどうだったか、という話から、腰椎穿刺の話まで。

 

昨日のOTさん、普段は大きな声でよくしゃべるらしい。

初めてだったから、静かだったんだろう、と。

まぁ、最初は様子見になるよね。

いつも担当してくれるこのOTさんは、最初からおしゃべりだった気もするけど🤣

 

「腰椎穿刺、痛かった?」

「痛くなかったですよ。でも、左脚にすごい太い電気が走りました」

「こわっ」

「そのせいか知らないけど、左の太ももの裏がちょっと」

「痛い?」

「痛いまではいかないけど、ちょっと違和感というか」

まぁ、下手すりゃ障害になりかねない。

 

OTさんによると、昨日私に針を刺したのは、研修医だろう、と。

活きのいい先生ですら、まだ技術的にどうだろうって感じらしい。

そんな人が指導してたって、恐ろしいな😅

 

私は昔から、チョコレートが大好きだった。

「今チョコレート、食べたいって思わない?」

「今はもう、全然思いませんねー」

 

前回入院前までは、よく食べていたチョコレート。

退院してから食べてみたら、全然美味しく感じられなかった。

入院前の残り物、同じもの。

それが、びっくりするくらい美味しく感じられない。

そしてもう、全然欲しいと思わなくなった。

 

「大好きだったものが、全く欲しくなくなるって異常だよね。味覚が変わったのかな。もう1年くらいになるよね?」

「そうですね。食べる問題が始まって、もう1年になりますね」

 

あれから、もう1年か。

まぁ、味覚だけでなく、自分の中のいろんなものが変わったと思う。

 

 

お風呂

明日から連休だ。

今日は、どうしてもお風呂に入っておきたかった。

 

そして今回、寝ながらお風呂に入る、という経験をしてみた。

「1回くらい、お湯に浸からせてあげようと思って」

という、プロの優しさだ。

 

病室のベッドから、お風呂用のベッドに転がり移り、お風呂へ移動する。

お風呂場についてから、服を脱ぐ。

 

そして、今日は全部2人がかりだ。

お風呂用のベッドに横になったまま、シャワーをかけられる。

プロが頭と顔を洗ってくれ、看護師さんが体を洗ってくれた。

 

洗ったあとは、お湯を溜めてくれる。

一体いつ振りだろう、お湯に浸かったの。

気持ち良かった。

 

それにしても、全て人任せな入浴。

昔の貴族とかは、こんな入り方をしていたんだろうか🤔

 

パンツだけ履かせてもらって、タオルをかけて病室へ戻る。

またゴロゴロと転がり、自分のベッドへ。

服を着せてもらい、そのままドライヤーで髪を乾かしてくれる。

すごいVIP対応だ😃

 

 

お風呂のあとは、お昼ご飯。

機械を使って、イノラスを入れる。

 

イノラスを入れながら、完全に寝ていた。

お風呂は気持ちいいけど、やっぱり疲れる。

しかも、今日はシャワーだけじゃなくお湯に浸かった。

そりゃ、疲れるさ。

 

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