2023年10月17-18日
遂に帰国の日。
まずカナダの空港で。
Special Assistanceというカウンターでチェックインをする。
こんなタグが車椅子につけられた。

セキュリティのゲート。
相変わらずのやりとり。
「空港にある杖でゲートを通る時だけ歩ける?」
「自分の杖でなら歩けるけど、その杖では歩けない」
Candy caneでは歩けない。

「スタッフが手を貸せば歩ける?」
「左腕も弱いからどうだろう」
こんなやりとりをして、結局ゲートは通らず、直接体に触れてのボディチェックとなった。
今回は、車椅子も自分のを持ち込んでるから、余計にめんどうだったろうな。
そして、セキュリティでリュックを開けられた。
今回の私のリュックの中身😃

「あなた、子供と一緒なの?」
「違うよ」
「これはあなた用?」
「そう。普通の食事がほとんど食べられないから」
子供はいないよ🤣
これ、取られなくてよかったー。

そして、これは結局日本に着いてから飲んだけど、今までで一番美味しかった!
飛行機に乗り込む時、一段だけ段差がある。
最近、階段とかを上り下りすることもないし、一瞬どうすればいいか悩んでしまった。
使わない能力は落ちる。
今回、階段の上り下りが以前より大変になったと実感。
飛行機での約13時間。
あんまり眠くなかったから、ほとんど寝なかった。
映画3本観たけど、寝れたらもうちょっと時間も早く経ったろうなぁ。
機内食は、麺類だけ少しチャレンジしたけど、やっぱりむせた。
食べられたのはフルーツくらい。
飲み物と持ち込んだBaby foodたちを少し食べたくらい。
だからほとんど寝ても食べてもいない。
羽田空港に到着。
飛行機から降りる時、一段だけ段差があった。
皆さんに見守られながらなんとか降りて、車椅子に乗る。
もうここから自分の車椅子だった。
飛行機に乗る直前で預けて、降りたらすぐ乗れる。
飛行機を降りた時点から、車椅子を押してくれる人がいる。
その人と一緒に入国し、荷物を取り、シャトルバスで移動、そして乗り継ぎ先のANAの「お手伝いが必要な方」というカウンターまで送ってもらった。
長く一緒にいたから、その人とけっこうしゃべった。
健康のために始めたけど、この仕事(車椅子を押す)をしていると色んな人に出会えて楽しい、と言っていた。
車椅子も色々あるし人も色々。
前回、日本に帰ってきた時に成田で車椅子を押してくれた人は、ひたすら無言だった。
だから、それが普通なのかと思っていたけど、今回は長い待ち時間もあったし、楽しく会話ができてよかった。
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