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最近、先生の頭に1本のツノが見えてきた

入院

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2024年7月17日

 

入院10日目-1

 

朝、目が覚めた瞬間から胃が重い。

昨日、吐くことはなかったけど、しんどかった。

 

朝の注入時間を確認しに来た看護師さん。

「何もいらないー」

「じゃあ、朝はスキップしますか?」

「いや、その選択肢はないでしょう。笑」

 

さすが新人さん。

とりあえず、食前の薬だけ入れてもらった。

 

モサプリド。

胃の動きをよくする薬。

これで、胃の重さがマシになってくれたらいいな。

 

 

1時間くらい経って。

 

モサプリドは、効いているらしい。

ちょっと胃が動いて、重さはマシになった😃

 

でも、注入始まったら、やっぱりちょっと気持ち悪い。

 

 


作業療法

 

OTさんが、傾いている私の体の位置を動かした。

「前回入院時よりもふわっとしてて、なんというか赤ちゃんみたい」

重力に抵抗して、座っている時間が減っているせいだろう、と。

 

「首の据わっていない、ゴロゴロしている赤ちゃんみたい」

 

首が据わっていない赤ちゃん。

まさしくだ。

いつも頭が重くて、落ちている。

 

少しくらいは支えていられるけど、だんだん頭がガクンと傾く、落ちる。

だんだん体が、赤ちゃん返りしているのか🤣

 

先生に、足の装具の話はしてくれたらしい。

今後、どうなるかな。

 

週末も、リハに入ってもらうことは、できたらしい。

でも、このOTさんが止めていたそう。

下手な人が入って、無理矢理体起こしたりしたら、余計に問題出るから、と。

 

他のリハさんに、「体起こして動かさないと」とか言われたりしていたらしい。

そんなの、本人が一番わかっている。

ま、実際週末は、めまいにやられていたから、動けなかった。

 

訪問リハは、立たせるのもいいけど、関節が固まらないように、動かすようにしてもらったほうがいい。

体起こすのは、トイレに行くとかで絶対やるし。

 

 


朝のイノラスが終わり、トイレに行こうとしていたら、先生が現れた。

「どっか行くの?いってらっしゃい」

 

昨日の夜のこと、そして今も気持ち悪い話をした。

先生「うん。もっといこう」

看護師さん「うわー、先生鬼やー」

先生「鬼も時には必要だ」

私「そうですね。まぁ、鬼も必要だ」

 

最近、先生の頭に1本のツノが見えてきた🤣

スキンヘッドだから、ツノが似合うよ!

 

 


面会に来ていた母親が立ち去るのと同時に、廊下にOTさんの姿が。

そして近づいてきた。

 

「今のは?」

「母親です」

「え、あれお母さん⁈ 若っ!」

 

OTさんは、MRIに呼ばれた患者さん待ちだそうで。

それから、しばらくしゃべってた。

ちょうどいいタイミングだったから、母親が売店で買ってきてくれたアームスリングの付け方を教えてもらった。

そして、長さも調節してくれた。

 

ベッドにいる時以外は、基本付けておいた方がいいそう。

「窮屈でイヤだろうけど、そのままだと、どんどん脱臼していくから」

 

OTさんと、けっこう長くおしゃべりした。

去年の末からのしんどかった話。

母親と、いろいろ言い合った。

 

ぷくぷくフォアグラは、無理でしょう。

この先生も鬼だけど、嚥下の先生が、私にとって一番の鬼である。

私に胃ろうを造った、張本人である。

いっぱい説教されたし、怒られたし、脅されたし。

 

でも、今の主治医の先生のことを教えてくれたのは、この嚥下の先生である。

この病院に来て、先生に出会えて、本当に良かった。

すごく感謝している。
 

OTさんによると、「こんな体で、異常がないわけがない。いくつかの異常がみられたから、この病院できちんと診ていく」と、前回入院時からしっかりカルテに記入されているらしい。

 

いろいろしゃべっていたら、先生が現れた。

ということで、OTさんは去っていった。

 

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