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自走式車椅子に乗っていると、人の優しさに触れられる

最近のこと

2024年6月20日

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昨日知った事実。

あの電動車椅子、玄関に置けない。

 

長さがあって、前輪が上に上がってしまう。

これじゃ乗れない、出かけられない。

まさか、ここまでサイズが悪かったとは。

 

でも今日、どうしても出かけたかった。

 

だから、自走式のほうで出かけてみた。

久しぶりに自力で動く。

 

当たり前だけど、電動とのスピードの差よ。

時速1キロもあるだろうか、というスピードでゆっくり動く。

 

 

踏切を少しずつ、勢いをつけながら1本ずつレールを乗り越えていたら、後ろから声をかけられた。

 

「踏切ガタガタして大変でしょう。押しますよ」

 

そう言って、踏切を越えて少しいったところまで、車椅子を押してくれた。

お礼を言ってそのまま進む。

 

 

久しぶりの自力はめちゃくちゃ疲れる。

途中で休憩。

 

けっこうしんどくて、休みながら、もう引き返そうかな、と思っていた。

そしたら、後ろから歩いてきた人が声をかけてきた。

 

「どこに行かれるんですか?車椅子押しましょうか?」

「すぐそこのドラッグストアに行こうとしてるんです」

「私の家もその近くだし、押していきますよ。後ろから見てて、疲れてそうだなと思って」

「もうめちゃくちゃ疲れてます。笑」

「時々見かけてるんですよ。いつもがんばってはるなーと思って」

 

私の存在、認識されていたらしい😃

まぁ電動含め、行動範囲狭いからね。

きっと目立つだろうし、一度見たら覚えられそう。

 

無事ドラッグストアに到着し、

「ほんとは帰りも押してあげたいけど」

優しい人だった。

 

 

帰り道。

路駐しているリハビリセンターの車。

歩道はなく、そこを通るには大きく車道に出ないといけない。

 

車の持ち主らしきリハさんがそれに気づく。

そして、車の先まで私を押してくれた。

 

ほんのちょっと出かけただけなのに、3人の人が助けてくれた。

自走式で出かけると、人の優しさに触れられる😊

 

行動範囲は狭まるし、時間もかかるし疲れるし。

でも、これはこれで悪くない。

 

買った電動車椅子のサイズ問題、それに関連して市役所へのイライラ。

そんなネガティブ感情を浄化してくれるくらい、穏やかな気分になれた。

 

 


夜、父親がうちに来た。

 

改めて、この電動車椅子の話をする。

 

そして提案した。

 

改造して😃

 

車椅子使用者である私とお金を出した父親。

この2人がokすれば、何をしてもいいでしょう。

 

電動車椅子で一番心配なのは、バッテリーだ。

バッテリーの保証期間は、たったの半年。

じゃあもう自己責任で、乗りやすいように改造してしまえ。

 

まぁ機能面には、基本的に文句はない。

サイズだけの問題だ。

 

うちの父親は車の整備士だ。

車をいじれるんだから、それより簡単な作りをしている車椅子くらいいじれるだろう。

 

ということで、電動車椅子の改造計画が始動した😁

 

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