2023年11月11日
実家に帰ってきてから、車椅子で1人で行動する機会が増えた。
すると、色んな場面で人に声をかけられることが増えた。
家の近くをウロウロしていると
「少しお手伝いしましょうか?」
と、年配の女性が声をかけてきた。
その時は、家のすぐ近くだったから、お礼を言って断った。
スーパーで品物を見ていると
「何か取りましょうか?上のほう見えますか?」
と何度も声をかけられた。
豆腐売り場では、店員さんに声をかけられたから、柔らかい豆腐があるかと尋ねてみた。
「この豆腐は、さっきお客さんが柔らかすぎるとか言ってたけど。。でも、あなたお若いし、そこまで関係ないわよね。」
「私、最近飲み込みが悪くて、ほとんどの固形物が食べられないんです。豆腐でも、木綿はダメで。。」
そこから真面目に考えてくれた。
そして、名札に責任者と書かれた人を連れてきた😅
その人も含めて3人で、豆腐売り場の前であれこれ話をした。
ま、店員さんたちも、全てを試したことがあるわけじゃないから難しいよね。
横断歩道を渡りたくて、歩道から車道に出ようとして、でも段差に引っかかって困っていた。
そしたら、同じく横断歩道を渡ろうとしていた男性が、段差のないところまで押してくれた。
今日は初めて、1人で電車に乗った。
車椅子で電車に乗るのは、今日でまだ2回目。
前回は、押してくれる人がいた。
でも今回は1人だ。
勝手が分からなかったから、ネットで調べた。
駅員さん呼び出しボタンを押すか、直接駅員さんのいる場所で、介助のお願いをすればいいとのこと。
ホームと電車の間に、スロープを置いてもらっている様子は何度も見たことがあった。
でもまさか、自分がそれをしてもらう立場になる日がくるとは思っていなかったな。
このスロープ、1人で通過できなければ、駅員さんが助けてくれる。
行きと帰り、同じ人が担当してくれた駅もあった。
おかえりなさいって言われたよ😃
駅からの帰り。
今度は、女子大生に声をかけられた。
「車椅子押しましょうか?どこまで行かれますか?」
最初は、大丈夫ですーなんて言ったけど、やっぱり押してもらうことにした。
めちゃくちゃ疲れてたし😓
彼女も同じ方向の、近くのショッピングモールに行く予定だと言う。
私の家は、そのショッピングモールより先にあるから、その出口のあたりまで押してもらった。
彼女と色々話をした。
彼女自身も昔、骨折をして車椅子に乗ったことがある。
そして、その大変さを身をもって体験した。
今は、看護学部の1年生である。
授業で友達同士でふざけて車椅子を押すのとは違って、すごく勉強になったそう。
今回のことをレポートに書かせてください、と言われたよ。
私が一番尊敬する医療従事者が看護師さんであること。
今回車椅子を押してくれて、本当に助かったということを伝えた。
本当にありがとう!
これから色々と大変だろうけど、がんばってね。
そして、遊べる時はしっかり遊んで人生楽しんでね。
最近こんな、この時限りな出会いが楽しい。
色んな人と関わるのが楽しいと思うようになった。
体が悪くなったからこそ、触れることができる人の優しさ。
やっぱり世の中、優しい人はいっぱいいる。
そういえば、今日も耳鼻科から電話があった。
胃カメラの前日、夜の9時以降は食事禁止。
エンシュアもダメらしい。
そして、当日は朝の7時以降、水もダメだとか。
何気に初めての胃カメラ。
どんな感じになることやら。
ちなみに、嚥下診療の時は、耳鼻科の先生が一緒についてくるかもしれないそうな。
すごいな。
先生が同行する可能性もありますがいいですか?と言われただけで確定ではないけど、そうなったらほんとにすごいな。
そして、電話ついでにエンシュアの話をした。
前回受診時に、必要だったらエンシュア処方できるよ、と言われていたから。
15日以降も実家にいることにしたから、エンシュアが足りない。
何本か出してください、という話をした。
そしたらそこから、また先生とあれこれ話をした。
エンシュアはHにしてください。
ストロベリーだけはヤ・メ・テ🤣
2-3本あれば〜なんて言ったけど、念のため5本くらい持っておいたら?と。
コーヒーとか黒糖だったら、5本全部同じ味でもいいです。
薬局によっては、エンシュアを置いていない可能性もあるから、問い合わせてくれるそう。
この先生と、3日連続電話でしゃべったな。
神経内科で泣いた時から一転。
どうなるかは分からないけど、たった一度しか会ってない私のために、こんなに動いてくれる人もいるんだなぁ。
本当にありがたい。
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