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2024年10月5日-1
嚥下のクリニック。
「ポート入れることにしたので、紹介状書いてください」
「おー、ついに決めたん?」
グロブリンの点滴時に、3回針をグリグリ刺されて、めちゃくちゃ痛かった。
それで、ポート入れる決断をした。
「昨日も点滴で失敗されて、ついに手の甲デビューしてしまった」
手を見せながら言う。
「やられたか。乙女の手やのに。笑」
ポートを入れると決めたら早いほうがいい。
受付さんが、クリニックに日程の確認をしてくれている間、先生と話をする。
「看護師さんたちに聞きましたが、普通は鎖骨の下、利き手と反対、麻痺側と反対。さて、私の場合はどうなるのでしょう?」
「右にするんちゃう?私が研修医の時は、全部左やったけど。右は、リンパ管傷つける可能性あるから。色々変わったんやろうな」
右に入れるとなると、不安なことがある。
術後数日、生活が成り立つだろうか。
小さくても、皮膚を切って異物を入れるわけだ。
痛くないわけがない。
右腕が生活の全てである私にとって、その痛みは、生活に支障がないものなのだろうか。
先生は、「ピリピリする程度」なんて言うけど、アテにならない。
「胃ろうの時のイメージがあるから」
「胃ろうでは、お腹の筋肉も切るからなぁ。不安なんやったら、入院にする?」
悩んだ。
入院すれば、不安は解消される。
でも先生が「入院だと、次の神経内科には間に合わないかも?」と言ったから、早くしたい私には待てないかな、とか。
日帰りでするつもりだったものを、ちょっと大袈裟かな、とか。
すぐの決断を迫られたから、まぁ困ったよ。
先生が、入院予定の病院(胃ろう造設で入院した、先生が長年働いたとこ)の外科医に電話してくれた。
同期って言ってたかな。
そしたら、最短で8日入院・9日手術にできる、と。
予想よりめちゃくちゃ早い。
ただ、曜日が悪くて、8日は母親が仕事だから、送ってもらえない。
他に行く手段ないし。
「介護タクシーは?」
「介護タクシーは、手帳の級が足りないから無理だって聞いてます」
そしたら先生、わざわざタクシー会社に問い合わせてくれた。
そしてなんと、問題なく使えるそう。
手帳があるから1割引で、メーターは通常通り。
お手伝い費用として、一律700円かかる。
この部分はもちろん、会社によって違うと思う。
でも、介護タクシーが使えるなら、今後の行動範囲が広がる!
今日一番、先生に感謝したね。
ということで、色んな問題が解消されたから、入院することにした。
不安な日帰りより、安心できる入院で。
ちなみに退院は、本人次第だそう。
不安なく生活できるな、と思ったらいつでも退院できる。
ありがたい。
まぁ、あまり長居する気はない。
入院が長引けば、また弱るのはわかってるし。
今日は土曜日だ。
大きな病院は基本、やっていない。
ということで、今すぐ予約は取れない。
月曜日の朝、予約が取れるまでは、まだどうなるかわからない。
「外科医と話済み、とゴリ押しするわ。笑」
週末で、手術枠が埋まらなければ大丈夫だそう。
ちなみに、事前に診察に行く必要はないらしい。
いきなり入院、翌日手術。
何度も行く手間がないのもありがたい。
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