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2025年2月21日-2
訪問リハ。
便秘
「今日で4日目なんです」
「昨日の看護記録に、ピコるって書いてあったけど」
「ピコったんです。でも、出ない」
リハさん、聴診器でお腹の音を聴く。
右のほう一部分だけ音が聴こえて、他は静かだったらしい。
昨日の夜ピコってるのに、そんなに静かなのか。
お腹のマッサージをしてくれる。
「場合によっては、看護師さんに来てもらわないとだなぁ。看護師さんたちと、その話した?」
「いや、してない。昨日の時点では、今日出るはずだったし」
薬剤師さんとも話したけど、場合によっては看護師さんを呼ぶ。
でも、どんなタイミングで判断すればいいんだろう。
リハさんに、それを聞いておけばよかった。
「ちなみに、前詰まった時は何日出てなかったの?」
「10日」
「(今の)倍以上かぁ」
「あの頃は、1週間とか10日出なくても普通だったんですよ」
今は、4日も出てないとか恐ろしい。
めまい
「今、ギリセーフくらいなんです。この後起き上がるために、念のためでセファドール飲んどく?」
リハさん、私の頭やら首やら触る。
頭のぶよぶよを減らす。
「今日は、ちゃんと起きますよ。スライディングボード試さなきゃだし」
この後も、めまいにはならずに済んだ。
スライディングボード
リハさんが、スライディングボードを持ってきてくれた。

ちょっと変わった形。
丈夫な作りだし、ちょっと重い。
電動車椅子の上に置き、自走式に座る私のお尻の下にも挟む。
うん、全然移動できる気がしない。
めちゃくちゃ不安定。
電動のほうが高さもあるし、乗り上がるのが難しい。
もう少し短いボードにすれば、不安定感は減るかもしれない。
それでも重いし、自分1人で扱うのは難しいだろう。
この距離をなんとかしたい。

このスライディングボードを見て、試してみたいことがあった。
それは、トイレへの移動。
今後、電動車椅子を室内で使うとなった時、ギリギリまでトイレに近づけない可能性がある。
そんな時、スライディングボードが役に立つかもしれない。
リハさんに、自走式から電動への移動を手伝ってもらい、電動車椅子でトイレに近づく。
きっちり真っ直ぐ入れば、現時点でもそこそこ近くまで寄ることができた。
本当に、きっちりと真っ直ぐに入ることができれば。
とりあえず、ボードなしで、普段のように移動を試みる。
でも、少し遠い。
右腕プルプル。
何度がんばっても、移動できなかった。
リハさんに助けてもらい、元の位置へ座り直す。
そして、そのままベッドまで押してもらう。
ベッドへの移動も大変。
ほんのちょっとの高さを乗り越えられない。
今のままでは、室内で電動車椅子を使うことはできない。
「ベッドの高さを変えることができたらなぁ」
「さすがに、その機能まで付けるのは、高くてできなかった」
「ほんと、お金かかるからなぁ」
介護保険が使えたら、いくらでもレンタルできるのにね。
まだまだ先の話だ。
「病院の、そういうのを相談できるところで聞いてみてもいいかも」
ベッドに横になり、お茶を用意してもらう。
「1ヶ月分くらいの体力使って疲れた!」
「うん。めっちゃがんばったと思う」
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