PR

スピーチカニューレ!声を出すってこんなに難しいのか。

入院

 

2025年11月14日

 

入院26日目

 

カニューレ交換

先生と看護師さん2人。

救急カートも持ってやってきた。

念のための準備らしい。

 

先生「これ、普段あんまり選ばないタイプらしくて、見たら期限が切れてた」

看護師さん「先生、そんなこと言っちゃうし」

私「キゲン キレテタラ モンダイ?」

先生「んー、まぁ、そこまで問題はないんだけど」

看護師さん「あ、ちゃんと新しいの持ってきたからね。今日、届いたとこ」

そんなカニューレだそう。

 

新しいカニューレにゼリーを付けて。

今、首に付けているものを全部外して。

パッと入れて終わる。

思ったより一瞬。

 

胃ろう交換より、衝撃はなかった。

出血もしなかったらしい。

 

でも、痰が溢れまくった。

カフ上部からも、ずっと引けているし、一度間に合わないからと、口から吸引もしてもらった。

 

最初のうちは、5-10分おきくらいにナースコールして、吸引してもらっていた。

痰の量が、いつもより多いと言われた。

何度もゴホゴホしてて、すごく疲れた。

 

 

時間60

もういい加減、エルネオパの流量を下げて欲しい。

 

時間80は多過ぎる。

もう、ぷくぷく太ったから大丈夫。

 

先生の手に、ひたすら「60」と書き続けた。

途中から先生、思いっきり笑ってた。

 

「うん、言いたいことはわかった。気持ちは伝わった。検討に検討を重ねて。笑」

 

そう言っても、変更する気はないだろう。

しっかり伝わるまで、ずっと書き続けてやろうと思う。

 

 

声を出す練習

午後の少し落ち着いた頃、先生がまた来た。

しゃべってみよう、ということで。

 

喉にバルブを取り付ける。

「あー」と言うように言われる。

 

「ーー」

声は出ない。

 

持続吸引を緩めたり、外したりする。

カフがしっかり膨らんでいるか確認する。

少し膨らみが足りないから、と空気を入れる。

 

そしてまた、「あー」と言ってみる。

「ぁー」

ほんの少し声が出る。

 

先生「ぱ」

私「ーー(全く出ない)」

先生「ぴ」

私「ーぴ(小さく)」

先生「コノヤロー」

私「笑」

「コノヤロー」は、試さなかった。笑

先生「名前言ってみて」

私「ーー」

 

声を出すってこんなに難しいのか。

これから少しずつ練習していく。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました