2023年12月20日
早朝6時20分に到着。
まだ外は真っ暗だったけど、楽しかったフェリーの旅は終わった。
フェリーを降りるまで、車椅子を押してくれた。
船旅、めちゃくちゃ楽しかった!
ちなみにこれが、朝食となった。
このハイプチゼリー大活躍だ!
今日は11時半から、医大の精神科診察。
久しぶりに会った先生に、11月初めに実家に帰ってからの話を一通りした。
地元の医大神経内科では、相変わらず
「今の医学ではわかりません」
と言われた。
それでも、無駄を承知で2つの検査をしてくれた。
そしたら、筋電図で異常が出た。
何の診断にも繋がりはしなかったけど、それでも異常はあったという事実。
嚥下問題について。
「神経内科でないなら、耳鼻科とか消化器内科とかを紹介してもらえませんか?」
「どこの科に行っても、誰も何もできない。それに効く薬があるわけでもないし。」
「じゃあ精神科は?カウンセリングでは難しいとは言われてきましたが」
「そうでしょうね。」
「精神科の薬は?」
「精神科の薬を飲んでも変わらない」
「じゃあ、どうすればいいんですかね?最悪、エンシュアとアイソカルゼリーだけ、みたいな生活になったりするんですかね?」
「そうなるかもしれませんね」
このやりとりについて話した。
相変わらず、神経内科の先生は、なかなかのことを言ってくれる。
さすがにけっこうショックを受けたという話。
こんな神経内科の翌日に、近所の耳鼻科に行って、その先生がすごく良くしてくれた話。
それがあって、今も地元で嚥下リハビリをしている。
嚥下の検査で、舌圧がめちゃくちゃ低いと言われた。
息を思いっきり吸ったり吐いたりする検査でも、計測できずとか、普通より低い値しか出なかった。
造影剤で見た感じでは、とりあえず誤嚥はしていない。
でも、咳き込んでまともに食べれないわけで。
嚥下の先生には、
「食べる力はある。でも、今がんばらないと、このまま食べられなくなる」
と言われた。
そして、全然まともにご飯が食べられていないから、胃ろうを勧められた。
これに対して精神科の先生。
「胃ろうかぁ」
あまりいい反応ではなかった。
先生の胃ろうに対する意見を聞いておけばよかったなぁ。
これはあとで思った。
そしてチューブを飲んだ話。
あれは、ある種の拷問だ。
思いっきり咳き込んだし、苦しかったし、しんどかったし、けっこう暴れた。
こんなことをしてまで栄養を摂りたいんだろうか、と本気で思った。
これを続けたら、そのうち精神的に振り切れると思ったからやめた。
先生も、
「チューブはきついよ、大変だよ😓」
と。
慣れる、普通のこと、ではないよね??
「どうやったら、もっと食べられるようになるんですかね。どうやったら、もっと飲めるようになるんですかね」
それから手帳の話。
やっと初診から半年経った。
だから、精神の手帳は申請できる。
もう一度診断書を書いてほしい。
それともうひとつ。
訪問看護・リハ継続のための指示書を書いてほしいと頼まれた。
用紙を見せると先生、すでにCさんが記入していた医師の名前、先生自ら自分に書き換えていた。
前回はなぜか、会ったこともない医師の名前で指示書が出ていた。
私もずっと気になっていたから、書き換えてくれてよかった。
最後に先生。
「精神の手帳の診断書書くのは全然いいんだけど、ほんとに書いていいの?」
「??」
「こっちの病院では何の異常もありません、ということになったから精神科なわけだけど、向こうでは多少なりとも異常が出たんでしょ?そしたら今後、この手帳が邪魔になったりしない?」
「え?問題ないんじゃないですか?身障は誰も書いてくれないし、あてにならないでしょう?それに、身障は一生もんだけど、精神は更新制でしょ?」
「いらなくなったら、更新しなければいいか」
「そうです」
診察を終えて部屋から出る時、先生が車椅子を押してくれた。
「少しでも無駄にエネルギー消費しないように😊」
心理士さんの部屋まで連れて行ってくれたあと、最後に一言。
「がんばってね😊」
「がんばります。ありがとうございます😁」
次回、この先生に会うのはいつになるだろう。
また弾丸で帰る時なのか、それともきちんと帰ってからになるのか。
今後の予定がわからないから、電話で予約をする、ということになった。
コメント