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今後のことも考えだす

入院

2024年3月19日

入院8日目-1

 

早朝、看護師さんがやってきた。

「ボナロン飲んだことある?」

「ないです。それ何ですか?」

「これは、骨粗鬆症の薬」

 

まさかの朝一。

そして、ゼリータイプの薬とか珍しい。

 

朝一に飲んで、そのあと30分は体を起こしていないといけない。

他のものの飲み食いもダメ。

これから、週に1回これを飲むらしい。

 

普通に噛みながら飲み込んじゃったけど、本来は噛まずに飲まないといけない薬だった。。

そのあと、何も入っていない水を飲みなさいとか。

無理じゃん。

 

水ゼリーも、多少はあれこれ入ってるし。

ま、少しは気にしないでくださいな。

 

このボナロンを調べたついでで見つけたけど、一度骨密度が低下すると、回復するのは非常に困難しいらしい。

薬も3-5年と、長期間飲み続けるもの。

その後は、また医師が判断する。

顎の骨との兼ね合いもあるしね。

 

あらまぁ。

とりあえず、こけないように気をつけよう。

 

 


理学療法。

PTさんが、跳ね上げ式車椅子の資料をいくつか持ってきてくれた。

車椅子のサイドを上げてしまえるほうが、ベッドとの移動がしやすくなる。

 

スライディングボードというものを置き、お尻を滑らせて移動する。

これなら、ドーンと移動しなくて済むから安全。

慣れるまでは、ちょっと不安定感もあるけど。

 

なんせ骨粗鬆症の人だから🤣

そう言われると、ちょっと気をつけようって思うよね。

 

この跳ね上げ式の車椅子。

病院ではいいけど、日常生活で使えるかはちょっとわからない。

家の中で車椅子にするのは、やっぱ難しいだろうし。

 

そして、これとは別で、電動車椅子を勧められた。

やっぱ、移動の自由を得るためには、これが一番なんだよなぁ。

とりあえず、オススメの資料をくださいと言っておいた。

 

他にも、ボランティアが家の出入りだけを手伝ってくれるとか、そういう情報も教えてくれた。

そんなのもあるんだねぇ。

やっぱ、いろんな人から話を聞くのは大事だ。

 

そして今日のリハビリ。

また、広めの廊下にて。

座ったままで、足上げとか左右に動かしたりとか。

ほんの少し動いただけなのに、めちゃくちゃ疲れた。

体力落ちたよねー。

 

リハ終えて、部屋に戻ってきたら、体を起こした状態で保っていられない。

ベッドに寝かせてもらって終了した。

 

 


先生がやってきた。

握力計と打腱器持って。

「ステロイドやった感じどう?眠れなくなる人もいるけど、寝れた?」

「昨日は夜、心臓がバクバクしてしんどくて、早くに寝ました」

 

握力計ったり、脚の筋力みて、

「そんなすぐ変わるわけないか」

そりゃそうだ。

 

ご飯の話。

「口から全然なんだったら、こっち(胃ろう)からどんどん入れていかないとね」

「イノラス3つでお腹いっぱいですけどねー。でも、元気がほしい」

「イノラスもう1つ足す?」

「どうせなら、違うの試したいです」

「じゃあ、今のイノラスに追加で、食事として何か足すか。りんごがいいんでしょう?」

「りんご、美味しいです」

「気持ち悪い感じは?」

「それは、どれでもありますよ。ただ、喉から胃までりんごで埋め尽くされてる感じは、不快感がマシ」

「りんご味、あったかなー」

とりあえず、何かを追加することになった。

 

金曜日、母親が来たタイミングで、まとめて今回の話をすることになった。

今の病名、ランバートイートン筋無力症候群では難病指定にはならない。

でも、他の異常から、取れる可能性がある。

それ次第で、治療の選択肢も変わってくるそうな。

いろんな支援も受けられるしね。

 

一応、25日の月曜日に退院となる。

状況次第だけど、来月に治療で入院とかもあるかも?

今日も、ステロイド投与。

今回は、1時間くらいで終わったと思う。

投与中、なんだか口の中が苦かった。

 

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