2024年4月3日
嚥下のクリニック、話の続き。
「ステロイドパルス、どうやった?」
「あれねー、めちゃくちゃしんどくなった」
「元気にならんかったん?」
「ある意味無理矢理、元気にはさせられたんでしょうね。心臓バックバクで、体熱くなって、息が上がって。起きていられないくらい、ただただしんどかっただけです」
「そうかぁ」
「元気になりたかったんですけどねー」
入院中にも、嚥下造影をした話。
ゼリーとヨーグルトと、とろみのついた水。
これだけしかしていない。
とろみの水で、めちゃくちゃ咳き込んで、しばらく止まらなくて。
STさんに後日言われたのが「危険のない程度に、食べられる物を少しずつ食べてください」であった。
先生の意見は、とりあえず栄養をしっかり入れてから考えていく、という感じだった。
「まぁ、うちと同じような感じやな」
「そうですね。とりあえず今、それはどうでもいい。まずちゃんと、栄養を入れられるほうが大事でしょう?」
「そうね」
「それでちょっと悩んでるんですけどね。今、イノラスを3つ入れられるようになった。ここに、もうひとつイノラスを足すかどうか。カロリーを考えたら、まだ足りないから。でもそうすると、今より口から食べなくなると思うんですよね」
「今は口からよりも、イノラス足せるほうがいいんちゃう?」
「入院中、あれだけ栄養入れ続けたのに、2週間で2キロ落ちたし」
「痩せたんか。それやったら、余計にイノラス足したほうがいい」
「最近、何を食べても美味しいと思えなくなってきたんですよね。。」
「そうかぁ」
「あと入院中、全然モグモグできてなかったんでしょうね。顎がしんどくて、食べるという行為に疲れる」
そんな話から、嚥下リハのことへ。
「今後、嚥下リハどうする?」
「来ていいなら来ます。口から食べるのをやめてしまわないためにも。このまま何もしなくなると、たぶん食べなくなる。うがいで、ガラガラ〜ってして、ゲホッてなることも増えたし」
「うちはいつでもwelcome やで。イノラスも出すし。落ち着いたら、また電話してきて」
その後、STさんも一緒に話をした。
せっかく、少しずつでも成長してたんだから続けよう、と。
「ね!少しずつだけど、成長してたでしょ?」
「ペコぱんだも、がんばらなきゃ」
「最近、ペコぱんだやってなーい。。」
舌圧、下がってないといいな。。
ペコぱんだやるのも、しんどそうだ🙃
最後に先生に。
「ちょっとお願いがあるんですけど。。一緒に写真撮りましょ」
ほんとは、入院前にほしかった。
胃が気持ち悪いとか、栄養関係でしんどい時、必ず出てくる顔。笑
嚥下の先生に怒られる、その気持ちでがんばれている部分は大きい。
ずっと厳しいことを言って、説教してきて。
怒られてばっかだったけど、そのおかげでやってこられた数ヶ月。
こういう苦しい場面では、優しい人たちの顔って出てこない。
時には、鬼も必要なんだな👹
なかなかタイミングが合わなかった。
ちょっと怖くて、言えなかったのもあった。
今日やっと、一緒に写真撮れたよ。
この写真見ると、ちょっとドキッとしてしまう。笑
恐ろしい効果だ🤣
「今日は、いい報告に来ました!」
「話があるって言うから、何言われるんやろってドキドキしてたわ。笑」
いろいろ辛いこともしんどいこともあったと思う。
私もけっこう、きついこと言ってきたし。
でもこれで、やっと前に進み出せたって感じやな。
気持ち的にもちょっと晴れたんちゃう?
春やなぁ。
お祝いのりんご🍎って、これもらった。
もうイノラスりんごがないって話をしたからくれたんだけど、どんだけりんご好きな人なんだ😁
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