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空港と車椅子 1

自分のこと(過去の話)

2023年5月23日

今回、色んな空港で車椅子サービスのお世話になった。

 

まずは成田空港
最初は車椅子に乗る予定ではなかったけど、あまりにも歩くのが大変で、借りてみたら快適だった。久しぶりに風を切って動く爽快さ。
出国手続きは、車椅子マークのある優先レーンで。
セキュリティのゲートはくぐらず、車椅子で横を通り過ぎ。そこで、女性スタッフが体を直接触ってボディチェック。こんなのは初体験だった。(今までは、木の杖を借りてゲートをくぐっていたので。)
優先搭乗のおかげで、長蛇の列に並ぶこともなく、真っ先に飛行機に乗せてもらえた。

 

到着地のカナダの空港
飛行機が到着して、そのまま待ってたら車椅子乗れるよと言われて待つ。
空港を出る直前まで車椅子使えた。
入国の手続きも優先レーンでスムーズに。
空港出口付近で乗り捨て🤣

 

カナダの空港、イタリアへ。
ここでは、入り口付近に乗り捨ててあった車椅子を使った。チェックインカウンターが遠かったから助かった。
カウンターで、車椅子利用の登録をしてもらった。これによって到着地でも、きちんと対応してもらえるそうな。これが正規の使い方でしょう。
セキュリティのゲートにて。車椅子から降りて、杖でゲートのくぐれるかと聞かれる。杖貸してくれたら歩けるよと借りる。貸してくれた杖、candy cane(杖の形をしたアメ)のような形

フォト

普通はT字の杖じゃないの?と思いながら立ち上がり、歩く。
ぐらっぐらでまともに歩けない。
1-2歩歩いたところで、空港のスタッフに言われる。

「全然歩けないじゃないか。もういいから、車椅子に戻って!」

車椅子に座ってから言い返す。

「こんな杖じゃ歩けないよ!」

T字ならともかく、candy caneじゃ(手を置くとこがカーブしてるから)しっかり支えられず、全然歩けなかった。空港に置いてある杖がこれじゃ、全然役に立たないでしょう。

candy caneじゃ歩けない!

これはしばらく笑い話のネタになった🤣

とりあえず、杖でゲートをくぐれなかったから、車椅子で移動して、スタッフが直接触ってのボディチェックになった。日本の時より、しっかり調べてた。左足を触られた時、痛くて「痛い痛い!」って言ったら、お姉さんびっくりしてたよ。クロックスの上からだったのにけっこう痛くて、自分でもびっくりしたよ。

 

到着地、イタリアの空港
飛行機が到着し、全乗客が出るまで待つ。その後、歩いて出た人たちとは反対の扉が開き、クレーンの中へ。名前を呼ばれ、確認の後、数人のおじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に座席に座る。クレーンが下がり、車として動く。
空港入り口前に到着。そこから、呼ばれた人から順番に降りて、車椅子で中へ移動。車椅子を押してくれたお姉さんとしゃべりながら空港内を移動。
入国審査。普通は「どこから来た?何しに来た?どれくらい滞在する?」など聞かれるのに、お姉さんがパスポートをカウンターで渡し、手続きしてもらい、終わり。一言もしゃべることなく通過した。
お姉さんがシャトルバス乗り場まで車椅子で送ってくれた。
え?こんなにスムーズでいいの?ってくらい全てがスムーズだった。初めての地でも、迷うことなく目的地まで連れて行ってもらえるありがたさ。
あえて言うなら、飛行機から降りて空港内に入るまでに待ち時間が長かったくらい。

 

イタリアの空港、カナダへ戻る。
イタリアの空港で、どうやって車椅子を借りたらいいのか分からなかったから、インフォメーションで聞いた。チェックインカウンターで言えば貸してもらえるとのこと。
カウンターでチェックインと同時に車椅子の利用登録。車椅子を持ってお姉さんがやってきた。
車椅子で出国手続き。セキュリティのゲートへ。ここでは、杖で歩けと言われることもなく、触ってボディチェック。しっかり細かくというより、さらっと終わった。痛くされることもなかった。日本と同じような感じだったかな。
車椅子、カートを利用して、飛行機の乗り場へ直行。ずっと空港スタッフが車椅子を押していて、自由がなかった。スタッフなしでは使えないそうな。
あまりお土産を買う時間が取れなかった。

 

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