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久しぶりに溺れて、看護師さんに吸引される。

入院

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2025年6月24日

 

入院44日目

今日は朝から、やたらとむせていた。

朝のイノラスの途中くらいから。

 

そして久しぶりに、看護師さんに思いっきり吸引された。

ずっと吸引器の先端くわえてたけど、咳き込み過ぎると、自分ではどうにもできなくなるらしい。

 

唾液や痰に溺れていた。

吸引してもらって少しは楽になったけど、その後もずっと、痰の絡んだ咳をしていた。

 

PTさんや日勤の看護師さんが来た時も、ずっと痰の絡んだ咳をしていた。

「1回吸ってもらう?」

「いや、いいです」

 

人に吸引されるのは、やっぱり苦しくなりがち。

 

 

車椅子への移乗はした。

今日は、スライディングボードを使って、2人がかりで移乗。

結果としては、コツを掴めば、2人で楽にできる。

 

私を挟むようにして、介助者が位置する。

1人は押して、1人は少し引きながら足を動かす。

思ったほど力は必要ないらしい。

 

OTさん

「ほんと今日は、よく咳してるなぁ」

OTさんが、吸引器の先端を口に運んでくれる。

めちゃくちゃ吸えた。

 

「うがいするくらいの量あったよ」

 

OTさんが、氷枕を持ってきてくれた。

咳し過ぎて、汗かきまくって暑かった。

小さめの氷枕で、首の後ろを冷やしたら気持ち良かった。

 

 

先生が来る

「調子どう?」

「今日は、朝から痰の絡んだ咳をしまくって疲れました」

 

「久しぶりに、看護師さんに思いっきり吸引されましたよ」

「痰に色ついてた?」

「いや、ついてなかったと思う」

「サラサラ系だった?」

「うーん・・」

よくわからない。

 

「咳するの、我慢してたりしない?僕がいなくなってから、咳する音が聞こえることがある」

咳は我慢できないけど、吸引はタイミングを計ったりもする。

 

「なんとかして、栄養を増やすほうに持っていこうとしてるんだけど。笑」

「いやいやいや。もう充分足りてます」

 

「もう、ぷくぷく太ったでしょう。久しぶりに会った中央処置の看護師さんにも、前会った時より太ったって言われましたよ」

「うーん、まだ足りない」

「あんまり太ったら、胃ろうのサイズが変わってしまう」

「まぁ、それはあるかもしれないけど、そう簡単には変わらないよ」

 

先生、私のお腹の肉を掴もうとする。

全然、掴めずに終わった。

2人で笑って、先生は去っていった。

 

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