2026年10月16日
入院75日目
ついに退院の日が来た。
出発は、お昼だ。
午前中に浣腸をしてもらう予定だったけど、昨日下痢をしたから、陰洗のみしてもらう。
湿布を貼り替えて、ボルタレンゲルを塗ってもらう。
加湿加温器
両親がやってきた。
母親のスマホから、クリニックに電話をする。
スピーカーで話をする。
退院したら、人工鼻ではなく、加湿加温器を使う。
そうなると、それ専用の水が必要になるらしい。
いつもの薬局に問い合わせると、その水を用意できないと言われた。
だから、薬局を変えていいか、と言ってきた。
「イヤだ。そんな理由で薬局を変えたくはない」
今、家に来ている人たちの中で、一番付き合いが長いのが薬剤師さんだ。
ただでさえ、人工呼吸器がついたから、と訪看さんも往診の先生も変わったのに、これ以上人を変えないで欲しい。
「じゃあ、今日は別の薬局さんに頼んでもいいということですね」
「いや、全然話通じてない」
クリニックの看護師さんと話すのが鬱陶しくなったから、母親に電話を代わる。
そもそも、なんで加湿加温器にしないといけないのか。
人工鼻ではダメなのか。
「在宅で24時間呼吸器をつけている方は、加湿加温器を使うという決まりになっているんです」
「実費でなら、人工鼻を使えると聞いたけど」
「うちでは出せません」
聞いていたことと話が違う。
「入院中に、加湿加温器試されてないんですか?」
「一度も使ってないし、そんな話自体聞いたこともない」
色々おかしい。
「加湿加温器をつけると、上に水、真ん中に呼吸器、下に加温器。こんなに繋がった状態では、ベッドの上から身動きが取れなくなる」
今後は、少しずつ車椅子への移動もしていきたい。
呼吸器に繋がるのが人工鼻だけなら、そこまで問題はないけど、加湿加温器に繋がると動きにくい。
極端に言えば、ベッドから動くなと言われている気分だ。
加湿加温器から人工鼻への交換は、看護師さんにしかできない。
でも、車椅子への移動練習は、リハさんとヘルパーさんの時だ。
どちらも触ることができない。
「加湿加温器をつけた状態で、移動の練習をしてください」
ふざけてるなー。
とりあえずの結論。
薬局は変えない。
話が急だったから、すぐには加湿加温器な水を用意できない。
でも、今後は問題ない。
「決まりです」とか言われたら、どうしようもない。
加湿加温器を使うことになる。
あとは、とりあえず試してから考える。
朝から、めんどくさいやり取りをした。
新しいクリニックとは、合わないような気がしたよ。
帰宅
病院の救急車で、ストレッチャーで帰る。
師長さんとか他の看護師さんも来て、ストレッチャーに移動する。
呼吸器と持続吸引器を持って。
救急車には、主治医の先生と日勤担当の看護師さん、地域支援の看護師さんが同乗した。
道中は、みんなでおしゃべりしながら。
持続吸引が全然使い物にならなくて、救急車内にある吸引器に繋いでもらった。
2ヶ月半の入院生活、終わり!

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