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食べる時と呼吸、その通り道は違う。

入院

 

2026年10月5日

 

入院64日目

 

誤嚥してる?

ここによく水分が溜まる。

 

ただの水っぽい時もあれば、黄色っぽい液体が溜まることもある。

この黄色いのって、食べた物が上がってきたのかな?

 

土曜日は痰が多くて、ここに黄色い液体が何度も溜まっていた。

 

先生に聞いてみた。

「ここに溜まる液体って、カフより下からきてるよね?カフ上部とは、繋がってないよね?」

「カフ上部とは繋がってない」

「最近、ここに黄色い液体がよく溜まる。食べた物が、カフの隙間から落ちて上がってきたのかな?」

「それはない。黄色いのは痰だ。食べた物が上がってきてるわけじゃない」

 

「もし、食べた物が上がってるなら、食べ方を考えないといけないなーと思って」

「ぶどうジュースの色が上がってきてたら、隙間から流れてることになる。その場合は、もう少しカフの圧を上げないといけない」

 

カフの隙間から、食べた物が落ちてしまっているのかと心配になっていたから、そうでないと知れて良かった。

 

「そんなに心配だったら、溜まった液体を匂ってみる、ということもできる。食べ物の匂いがしたら、垂れ込んでることになる」

なんか、それをされるのはイヤだ。

 

 

呼吸器は関係ない

再度、先生に確認をした。

「今の食べ方は、呼吸器があろうがなかろうが関係ない。合ってる?」

「うん。全然関係ない。通ってる道が違うから」

 

以前、誰かに言われた。

「呼吸器をつけたら、空気を押し込む力が加わるから、食べた物も入りやすくなる」

 

その時は、「あ、そうか。これは気をつけないと」なんて思っていたけど、よくよく考えてみたらそんなことはない。

 

食べた物が通るのは、口から喉、カフ上部からサイドに流れ出ていく。

呼吸器の空気は、管を通ってカニューレ内部、肺に向かう。

 

カニューレ内部とカフ上部は、直接繋がっていない。

カフがあるから、基本的にはその上下を何かが行き来することはない。

 

もちろん、カフの圧が足りなければ、カフ上部から液体が流れ落ちる可能性はある。

でも、普通にカフ圧をチェックしていれば、その心配はない。

 

だから、呼吸器の圧で食べた物が気管に入りやすくなる、ということはあり得ない。

 

もちろん、いつだって気をつけて飲んだり食べたりをする。

前と何も変わらない。

これに気づけてよかった。

 

先生にもしっかり確認したし、問題ない。

 

 

血液検査

「血液検査の結果は全然問題なかったよ」

「肝臓の数値は?」

「あー、肝臓の数値は、正常値ではない。だから、トアラセットを増やすということは考えてない」

「えー」

「塗り薬や貼り薬で対応してもらうしかないね」

 

相変わらず、肝臓の数値は下がらないらしい。

めちゃくちゃ高い、ということもないんだろうけど。

 

 

吸引ポート

業者さんが、吸引ポートを持ってきてくれた。

これは、かなりいい。

 

フタを開けて、そこから吸引をする。

何も難しいことはない。

 

母親も「これなら簡単。安心してできる」と言っていた。

 

呼吸器を外さなくていい、というのは素晴らしい。

何度もつけ外しは大変だし、きちんとつけておかなければ、その後外れる確率も上がる。

 

できるだけ手間を減らす。

そしたら、みんなの負担も減る。

素晴らしい。

 

こんな物があるよって教えてくれた看護師さん、ありがとう!

 

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