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何も変わってないよ。ただ、呼吸器がついただけ。

入院

 

2026年10月6日

 

入院65日目

 

望まぬ状況

「家に帰れる限りは帰ったほうがいい」

 

久しぶりに会った入浴介助のプロな助手さん。

もうすでに2ヶ月以上入院していて、来週の金曜日に退院できる。

そのことを伝えたら言われた言葉だ。

 

この言葉を聞いて思ってしまった。

いつか、家に帰るという選択肢がなくなる日が来るのだろうか。

 

何度も入院を繰り返しているうちに、いつか「帰れない」という状況になったりするんだろうか。

ちょっと思ってしまった。

 

 

ヘルパーさん

昨日、ヘルパーさんが2人会いに来てくれた。

病院との必要な書類のやり取りと、私のサインをもらいに。

 

久しぶりに会えて嬉しかった。

 

賑やかな2人だ。

いっぱい笑った。

 

「全然変わらないね」

「何も変わってないよー」

 

呼吸器がついただけ。

それでいろんなことが変わったといえば変わったけど、私自身は大して変わっていない。

呼吸器を外すとしんどいだけだ。

 

「しんどかったのは、呼吸器をつけるまでだけで、今までで一番平和な入院だったと思う」

 

ICUにも行ってないし。

ちょっと熱が出たのと、アレルギーが出たくらいかな。

後は、ほとんど平和に過ごしていた。

 

 

動脈血採血

今回は、脚の付け根ではなく、右の手首近くから採った。

 

「失敗したらごめん」

「これで無理だったら、脚から採る」

 

二度目で採れた。

針が上手く刺されば、自動的に採血される仕組みの針だった。

 

失敗しても、ちょっとくらい痛くても文句言わないから大丈夫だよ。

ICUにいた時は、左右共に何度もAラインを取るために針を刺されていたし。

 

その時は、ずっと刺しっぱなしだった。

1週間ごとに左右を替えて。

いつでも動脈血を採れるように。

 

ちなみに、動脈血採血は医師にしかできない。

 

採血の後、少しして先生が戻ってきた。

そして、呼吸器の設定を少し下げていった。

 

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