2023年11月15日
胃瘻の話をさんざんされたあと、もうひとつ栄養摂取の方法があることを教えてくれた。
それは、自分で口からチューブを入れて、そこからエンシュア等の栄養を流し込むという方法。
チューブは鼻からでも口からでも入れられるとのこと。
あとで調べてみたところ、おそらくこれのことだろうというものを見つけた。
間歇的口腔食道経管栄養法
栄養を入れるときだけチューブを入れ、終わったら抜く。
最初は訓練が必要だけど、慣れれば家で、自分で管理できるようになるそうな。
慣れたら、ゴクゴクと飲み込む感じで簡単に入れることができるらしい。
嚥下の先生、以前は病院でこういう指導をしていたんだとか。
本当は入院して、リハビリもしながら訓練していくのがいいらしいけど、それをやってくれるところが今どこにあるやら。
以前、この先生が勤めていた病院では、もうやっていないらしい。
だから、うちに通ってくれたら指導しますよ、と。
なるほど。
こっちのほうが体を傷つける必要もないし、体への負担もきっと少ないよね。
いいかもしれない。
とにかく栄養を摂らないといけないことは分かっているし、まずはこれをやってみる、と伝えた。
このチューブも実際に見せてもらった。
オレンジ色のチューブ。
思ったより太くない?
どうだろう。
耳鼻科の先生に聞いてみた。
「鼻からカメラくらいの太さですかね?」
私も耳鼻科の先生も、最初はこれを鼻から入れると思っていた。
でも、口から入れられると聞いて一安心。
あ、それならいけそう?
今回、嚥下に関して言われたこと。
舌で食塊を作るのが下手。
噛んだものをひとつの塊にして送り込むことができれば、もっと上手く飲み込めるはず。
2回3回に分かれるから、それらを飲み込む時にむせている。
顔の左側が少し動きが悪いそう。
だから、それが影響しているのかもしれない、と。
口の中に食べ物が溜まってしまうのも、そこに原因があるかもしれない。
なぜかは分からないけど、喉がすごく過敏である。
喉の過敏さを抑えてくれる漢方薬を勧められた。
少しでも咳き込むのが減ってくれるなら何でもと思って出してもらったけど。。
あとで薬の説明見たらこれ、精神科の薬じゃない?
ちょっと騙された感がある。。
まぁ、その辺りの話はしてなかったから仕方ない。
精神科の薬飲むくらいなら体が動かなくなるほうがマシだ!なんて整形で話してたこともあるけど。
ま、もうなんでもいいや。
少しでも変化があるなら飲んでみますさ。
そして、今後リハビリをしていくために確認をしなければいけないこと。
それは、筋疾患ではないと確認すること。
場合によっては、リハビリをしてはいけない可能性もあるんだとか。
私は今回、無駄を承知でやった筋電図で異常が見られた。
この結果を見たいから、医大の神経内科に手紙を書くそうだ。
神経内科でのあれこれを話すと、こんな感じのこと言ってた。
「近所のおばちゃんになって、一緒に神経内科について行きたいくらいだわ。」
こんなこと言う先生、なかなかいないよね🤣
そして、血液検査で知りたい数値があるからと、採血をすることになった。
今回、2人の先生とずっと一緒だった。
2時に行って、終わったの6時前くらいだったよ。
2人とも、ああでもないこうでもない、と色々意見を言い合っていた。
神経内科では、一瞬で見放されてばっかだったけど、少しでもなんとかできないかと考えて動いてくれる2人の先生。
こんなにいい先生たちがいるんだなぁ。
この先生たちに、この巡り合わせに感謝したい。
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