2024年7月1日
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今日の嚥下リハ。
月曜日だから、この前初めましてだったSTさんだ。
カルテを見て、訪問リハが始まった話になった。
PTさんとの会話。
「食べる練習もするんですか?」
「え?食べる練習なんてしませんよ?」
この会話のことを話し、STさんに質問してみた。
「嚥下リハって普通、食べる練習もするんですか?」
「ここではしないけど、普通はだいたいしますね」
「食べる練習とか地獄だな。食べたくなーい🫠」
はははーって、STさんと2人で笑い合う😃
「今、何か口にするものありますか?」
「この水ゼリーと、たまに少しアイス。ピノ1個とか2個とか」

「それだけでも、ちゃんと口にしてるのは素晴らしい!それだけでもいいから、ぜひ続けてください」
「え、これだけでもいいんですか?」
「欲を言えばいろいろあるけど、とりあえず何かを口にしていることが大事。口とか舌動かす運動したり電気流したり、そういう外からの刺激も大事だけど、やっぱり一番は飲み込むことだから」
これだけでもいい、なんて言ってくれる人も珍しい。
ちょっと安心したというか、嬉しかった。
このSTさんは普段、訪問リハをしている。
そこで担当している人の中には、週1回しか食べない人もいるんだとか。
食べる回数が減れば減るほど、飲み込む筋力が落ちて、回復も困難になっていく。
だから、何でもいいから喉を通して欲しいそう。
うん。
この水ゼリーでもいいって言うなら、飲んでるよ。

量は日によって違うけど、これだけはまだ安心して飲み込める。
ちなみに、他のゼリー飲料はゼリーが固い。
咳き込んで、喉から出てきたこともある。
訪問リハのPTさんが鬼で、立つ練習がめちゃくちゃしんどい。
「PTさんも鬼なんですね。今この隣の診察室にいる先生も鬼だし。笑」
「そうなんですよ。私のまわりには鬼ばっかり」
「そういう運命にあるんですね」
「まぁでも、私には鬼が必要だったりするんですよね。優しいばっかりじゃ、それに甘えてしまう」
鬼ばっかもイヤだけど、優しいばかりも良くない。
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