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2025年8月4日
今日は、すごい記念日だ!
アイスのピノを食べた!
中のアイスだけを、STさんがスプーンですくって口に入れてくれた。
正確には、口に入れただけで、飲み込まずに吸引したけど。
5月の嚥下造影が最後で、それ以来何も口にしてこなかった。
人生最後の食べ物が、造影剤つきのゼリーととろみ水だった。
それが今日、上書きされた。
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STさんは、「飲み込むだけが食べるじゃない。口に入れて味わって、吸引してもいいじゃない。それもひとつの食の楽しみ方よ」と言っていた。
新しい「食べる」の形を教えてもらった気分。
以前から、「口に入れて、噛んで吐き出す」みたいな話は聞いたことはあった。
でも、口に入れたものを吐き出すことには抵抗があったし、何よりそれは「食べる」だという認識はなかった。
吸引だったら、抵抗ないな。
歩けなくて車椅子を使うのは普通だ。
誰も文句は言わない。
「車椅子を使うな。ちゃんと足で歩け」とは言わない。
でも、食べることに関しては、「がんばって食べろ」とみんなが励ます。
「食べる」にも、色々あっていいじゃないか。
私の場合、点滴もあるし胃ろうもある。
生きるために、栄養のために、口から食べる必要はない。
そして、吸引器も2台ある。
口に入れて、味わうだけ味わったら吸引する。
「この方法だったら、結構いろんなものを食べられると思う」
久しく、食べることを楽しいと思えたことはなかった。
今日のピノは、なんとも不思議な感じだった。
めちゃくちゃ冷たかった。
口の中が甘くなった。
ちょっと楽しかった。
次回は、サクレを食べてみる予定。
来週はお盆休みだから、STさんに会えないのが残念だなぁ。
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ピノを食べた後は、もちろん口の中を拭ってもらったよ。
ピノを食べる前にも、散々口腔ケアされたし、結構しっかり吸引もされた。
最近、ずっと口の中が苦かった。
それを何とかしたくて、何か味のあるものを口に入れたいと思っていた。
そこで今回のピノだった。
吸引
STさんに言われた。
「ちょっとガッツリ吸引してみていい?」
持続吸引器を使って、でも思いっきり吸引された。
たまに、オエッとなったりもした。
「吸引してみてわかったけど、ほんとに水分がいっぱい溜まってる」
食道に溜まっている感じ。
きっと逆流している。
だから、口の中が苦く感じる。
「でも、吸引できる液体は、そんなに汚くないんだよなぁ」
少しでも解決するためには、やっぱり「体を起こすこと」らしい。
息苦しかった
何をしている時かは忘れたけど、STさんといる時に、サーチが下がるレベルの苦しさになった。
まともに息ができなかった。
STさん、私の体を少しずつ傾けたり、咳を促すように胸を押さえたり。
当たり前だけど、めちゃくちゃ落ち着いている。
サーチを測ったのが、症状が落ち着いてからだったから、数値は問題なし。
そりゃ、そうだ。
でも、途中で測っていれば、下がっていたと思う。
「息苦しかったと思うけど、サーチは下がってないから大丈夫」
これに関しては、ちょっとツッコミを入れておくべきだったな。
誤嚥していれば、サーチは下がるらしい。
ちなみに、誤嚥していなくても、喉のあたりで泡になった唾液に塞がれてもサーチは下がる。
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