平成18年11月。
私は短大の1年生だった。
健康・スポーツ学科の生涯スポーツコースというところに所属していた。
子供の頃から走り回って生きてきて、なんとなく将来は運動・スポーツに関わることをしたいと思った。
学校の先生なんてタイプではないので、ジムのインストラクターとか、トレーナーのようなものを目指していた。
この日の授業は陸上で、棒高跳びをした。
何気に楽しみだったこの日。
何がどうなって怪我したんだろう。
↑ ちなみに、こんなすごいことはしていない。
まだ最初の練習段階で、棒を使って1mあるかないかのジャンプをしていた。
こけたわけではない。
誰かとぶつかったわけでもない。
普通に軽くジャンプして、普通に地面に着地したと思った。
ボキッ!
テレビの効果音にあるような音。
はっきりと聞こえた。
そして膝に激痛。
めちゃくちゃ痛くて、その場からしばらく動けなかった。
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