2023年8月16日
作業療法のあとは、精神科の診察。
今回は、先生に聞きたいこと、言いたいこと、色々あったから、事前にメモを用意していった。
・先週の作業療法で、左腕が力尽きた
先週の作業療法。
つまみ細工を作っていて、途中で左腕が力尽きた話。
実際に完成したこの花を見せながら、
「これに精神的ストレスも身体的ストレスもないと思いません?この程度で腕が動かなくなるって何なんですかね?」
今はただでさえ全体的に体の動きが悪いのに、左腕が力尽きるとさらに危険が増す。
・相変わらずむせる、ちょっとイライラしてきた
「むせる」という症状が出だして約1ヶ月。
先入観を持たずに、色んなものを食べてみている。
でも、大半のものにむせて咳き込んで。
あれもダメ、これもダメが続いて、いい加減ちょっとイライラしてきた。
ある日、グミを食べてみた。
よく噛んで、飲み込む。
これは大丈夫だと思った瞬間、思いっきり咳き込む。
そして、グミが上がってきた。
グミ好きだけど、ダメなんだなぁと思った。
その数日後に、色々食べられないことにイラっとして、食べにくいのは気のせいかもしれないと、またグミを食べてみた。
そしたらそのあと、大変だった。
思いっきりむせて咳き込んで、しばらく止まらなくて。
咳き込むのが治まったあとも、ずっとのどの奥に留まってしばらく苦しかった。
これは何なんだろう。
むせることに関しては、さすがに自分でも心因性を疑っていた。
思い当たることがひとつだけあったし。
でも、その問題も一瞬で解決したし、もう退院して半月以上経つし。
耳鼻科で言われた話もした。
気になるなら胃カメラしてみたら?と言われたことも。
・整形行ってきた
いつもの整形に行って入院の報告をした。
むせることに関して、「耳鼻科で何もなければ神経内科だ。球症状だ。」と言われたこと。
身障の申請の話を改めてした。
今の病名で出しても、通る可能性は宝くじに当たるようなものだと言われた。
だから、宝くじだって買わないと当たらないじゃないですか、とりあえず出してみてくださいと言った。
本当に出してくれるかは分からないけど、とりあえず出すと言ってました。
・薬のこと
整形で、タリージェを90日分出してくれた。
そして、「もう1個増やしていい?」ってノイロトロピンも増やされた。
「それはどうなの?」
「ノイロトロピンも痛み止めです。これは前に、いきなり有無を言わせず点滴されたことがあるんです。効いてるか効いてないかよくわからないやつ。だから、まぁいいです。」
そして、ノイロトロピンの説明をした。
ウサギにウイルスを感染させて、それから抽出して作られた薬。
けっこう古くからあって、副作用がほとんどない。
効果が出るまでに時間がかかる。
・イスから落ちた、扉にぶつかった、階段でこけた
前回の診察から2週間。
この2週間は、退院して以降、完全な一人暮らし期間だった。
そしてこの2週間であった出来事。
イスから落ちた。
バランス崩して扉に思いっきりぶつかった。
階段でこけた。
ただただ報告。
・めまいはやっと落ち着いてきた
「やっとめまいは落ち着いてきたんです。」
「おー、それはよかったじゃない。」
「ほんとによかったです。」
最近やっと、めまいの起こらない日が増えてきた。
このまま完全に治ってくれるといいな。
色々と話をして、先生に言われたこと。
精神科というのは、他の科の先生たちが問題ないと言ったことを信じて、じゃあ精神科で診ますねと受け入れる。
でも、所詮はひとつの県の医師たちの意見である。
もしかしたら、見落としていることがあるかもしれない。
腕のことに関しても、むせることに関しても、あなたが納得いっていないのなら、もうちょっと大きな病院で診てもらうというのもアリなんじゃない?
「色んな病院まわって、みたいなのも疲れるんですよね。もうしばらくいいや、今は休憩と思ってるんです。」
でも、体はどんどん悪くなっているんだし、もし神経内科的に問題があるとしたら、放っておくのも良くないし。
行けとは言わないけど、彼が帰ってきたタイミングとかでもいいから、ちょっと考えてみてもいいんじゃない?
精神科の手帳の話。
この先生は、初診時に私の病名を「機能性神経症状症」と言った。
でも、入院時の病名は「転換性障害」だった。
同じ病院の同じ科なんだから統一してほしいという話をした。
同じことを指しているのは分かるけど、何で違う言い方をしているのかと。
そして、心因性と書かれていることに引っかかっている話。
心因性というなら、原因を示してくださいと。
先生、わざわざ本を開いて、これらの病名が同じだということを示してくれた。
どちらで言ってもいいんだと。
でも、機能性で言われたほうがいいでしょうと思って、私に対してそれを使ったんだそうな。
そして先生に聞かれた。
「手帳にはどっちで書いてほしい?」
「機能性がいいです。」
さすがよく分かってる先生だ。
改めて、偉い先生になるだけのことはあるなぁと思ってしまった。
私の主治医がこの先生で良かった。
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