2023年11月27日
口からチューブを飲み込んで、胃まで入れる。
そして、エンシュアを1本分流し込む。
そんなことをしてきた。
いや、あれはある種の拷問なんじゃないかな。
それくらいきつくて、苦しくて、しんどかった。
まず、自分では全然入れられなかった。
ごっくんごっくんと飲み込めばいいとか言うけど、そんなことできる気がしなかった。
ただ、おえってなるだけ。
だから今回は、先生に入れてもらうことに。
まぁ、暴れまくった気がするよ。
何度も中断して、息と体勢を整えて。
何度も「やめる?続ける?」と聞かれながら。
がんばったよ。
最初のほうは、咳き込みまくって。
食道あたりを通る時は、吐きそうな感じになりながら。
何度も体が落ちそうになりながら。
体真っ直ぐにしたほうが楽だとか、急に動いたら危ないとか言われるけど、どうにも制御できないのよ。
胃まで入れられるまで、20分くらいかかったそうな。
50-60cmくらい、チューブを入れた。
チューブを口にくわえた状態で少し落ち着くのを待ち。。
もうこの時には、ちょっと涙を流しながら放心状態さ。
口から出ているチューブを頬にテープで止め。
そのあと、まずは少し空気を入れる。
先生が聴診器で胃の音を聞きながら。
そのあと、少し水を入れる。
それからエンシュアだ。
今は黒糖がいっぱいあるから、黒糖味を持って行ったよ。
まぁ、胃に直接流し込むから、味なんてわかんないけど。
シリンジを使って、少しずつ流し込む。
ちょっとひんやりとした感覚が流れてきた。
半分以上エンシュアの流し込んだくらいで、耳鼻科の先生やってきたよ。
一番大変なシーンを見逃したね🤣
最後までエンシュアを流し込み終わり、今度はチューブを抜く。
これも、なかなかにきつかったね。
ちょい暴れしながら終わったよ。
チューブを抜き終わってから落ち着くまで、耳鼻科の先生がずっと私をさすってくれていた。
その手がすごく優しかった。
終わったあとは、しばらくそのまま休ませてもらった。
こんなにしてまで栄養摂りたいんだろうか、と泣きながらに思った。
これを毎日やるらしい。
続けられるだろうか。
だんだん慣れてくるらしい。
最初はみんな、上手くできないものらしい。
でもそのうち、自分で飲み込めるようになってくるらしい。
その日が来るまで、気持ちがもつだろうか。
いつまでも、チューブのゴムの感覚が残っている。
ずっとお腹が気持ち悪い。
もう何も食べたくない。
この日は帰って、そのまま寝た。
シャワーも浴びず、晩ご飯も食べず。
正確には、気持ち悪くて眠れず、ただ横になっていただけ。
コメント